2011年10月24日 (月)

京都祇園祭大船鉾復興展示(京都市無形文化遺産展示室)

 京都駅前のヨドバシカメラに大船鉾が出現。...と言っても骨組みだけですけど。

Cimj4522c_tn Cimj4521b_tn  ヨドバシカメラができた時から、大船鉾の実物大模型を展示すると聞いていたので楽しみにしていたんだが、実際に展示されるのに今日まで待たされた。でも、実物大模型ではなく実物。今後この骨組みの上に屋形を建てて、車輪を新調して2014年には巡行に復帰するそうだ。蛤御門の変で焼失して以来150年、居祭に徹してきたのが報われるわけだ。

Cimj4523_stitchb_tn Cimj4532_stitchr1b_tn Cimj4526b_tn  展示されている骨組みには焼け残った水引が掛けられていて左舷側は様になってる。骨組みだけと言いつつちゃんと車輪に乗っていてこのまま曳けそうだけど、車輪は菊水鉾からの借り物だそうだ。車輪もそうだが屋形や懸装品の失われてしまった部分を新調するのに時間もお金もまだまだかかると言う事だ。

 せっかくできあがった部材だが、保管場所も未定だとか。八坂神社の山鉾会館に入るのかと聞いてみたが、あそこは山ばかりだから、と言う事で否定的だった。というか、空きスペース無いもんね。今から倉庫付きの町会所を手当てするのも大変だろう。展示スペースとしてはヨドバシカメラがこの京都市無形文化遺産展示室を20年間無償で貸し出すと言う事なのだが、常時展示するのかと言う問題もあるし、部材を傷めないように空調管理も必要だし簡単にはいくまい。

Cimj4548b_tn Cimj4530b_tn  骨組みには記念事業の銘が入り、南中などの組み上げる時の位置関係を示す符丁も書いてあって準備万端。公開初日だからか、大船鉾のちまきを頂きました。ありがとうございます。順調に再建される事を祈っております。

2011年7月31日 (日)

きょうの祇園祭(疫神社夏越祭)

 祇園祭もいよいよ今日で終わりの疫神社夏越祭。

Cimj2572b_tn Cimj2549b_tn Cimj2546b_tn  10時に始まって、祝詞をあげたりしたあと、招待者が茅輪をくぐって疫神社に参拝。その後、御神酒を頂いてかわらけを懐紙にくるんで持ち帰る。茅輪守(と粟餅も?)授与されるようだ。
 最後に、祇園祭の無事終了を感謝し、祭の終了を宣言して完了。

Cimj2554b_tn Cimj2638b_tn Cimj2644_stitchb_tn  その後、一般参拝者が疫神社に参拝。同時に御霊会祈祷を申し込んだ人の祈祷が行われる。一般参拝者は御神酒無し。
 今年は日曜日に当たったので人出が多かった、のだろうか?それでも最後まで茅輪が無くなる事はなかった。持ち帰り用の茅がふんだんにあったのかな?
 茅輪の前に「蘇民将来之子孫也」と書かれた札が下がっている。今年の新趣向だ。以前はあった「茅を抜くな」の貼り紙が無くなっているし、伝統行事とは言え毎年微妙に変わっていくようだ。

Cimj2621b_tn  一般の参拝者は社務所で茅輪守を有料で授与していただく。夏越祓セットなんてのもある。茅輪守+粟餅+疫神社神符。粟餅ってなに?と思ったら、素戔嗚尊が蘇民将来から饗されたのが粟飯だそうだ。備後国風土記に由来するとか。茅輪と蘇民将来子孫也は知っていたが、その時に何を食べたのかまでは知らなかった。桃太郎の吉備団子みたいなものかと思ったら、普通に餅だそうで、焼いて喰えとのことだ。

Cimj2651b_tn  茅が沢山あったので、私も少し頂いて茅輪を自作。この茅は今朝神職が神社の茅場から刈り取ってきた清浄なもの、だそうだ。見よう見まねでくるくるやっていたら何とか様になった。端の処理がぎこちないけど、捻守でしばって取り繕う。そ~っと置いておけばこれで大丈夫っぽい。中には藁縄をなうようにきっちり編み上げているお見事な人もいたけど、まぁいいか。

Cimj2681b_tn Cimj2677b_tn  帰りに四条通を歩いていたら、御旅所はお土産センターに戻り、斎竹は撤去されていた。これですっかり日常に戻って、祇園祭完了。

2011年7月29日 (金)

きょうの祇園祭(鳥居撤去)

Cimj2535b_tn Cimj2534b_tn  昼過ぎに四条通を歩いていると、函谷鉾の鳥居を撤去中。四条通には他に、月鉾と長刀鉾の鳥居が建っている。見た限りでは月鉾の鳥居は健在。長刀鉾の鳥居は未確認。函谷鉾だけ先に撤去するのか、このあと今日中に月鉾も長刀鉾も鳥居を撤去してしまうのか不明。

 祇園祭は31日まで続くのだが、例年はどうだったっけ? 30日、31日が土日に当たるから早々に作業してしまうのかな?

2011年7月24日 (日)

きょうの祇園祭(還幸祭)

Cimj2412b_tn  神幸祭で四条御旅所までお出ましになった神様が八坂神社へお戻りになる還幸祭。真っ直ぐ帰れば10分ほどの距離なのだが、氏子町をくまなく回るので4時間は掛かる長旅となる。その間、御神輿を担ぐ輿丁は担ぎ上げたり、台車に乗せて押したり、要所要所で差し上げ・差し回しをして気勢を上げる。
 今年も全神輿が通る大政所御旅所で定点観測。

Cimj2424b_tn Cimj2414c_tn  最初に来る御神輿が素戔嗚尊(すさのおのみこと)の中御座。高辻通から烏丸通を上ル。大政所御旅所に役員(?)がおまいりし、輿丁が平伏したあと、差し上げをして烏丸通を更に上がってゆく。この間数分。結構あっさり立ち去ってしまった。毎年こんなもんだったっけ。Cimj2430b_tn 神幸祭の四条御旅所でのイメージが強かったので拍子抜けっぽい。
 中御座に先だって宮本組神宝奉持列という雅楽隊を伴った宝物とお稚児さんの一行がやって来るのだが、17:30頃には既に通過した後だった。

Cimj2456b_tn  次に来るのが櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の東御座。こちらは四条通から烏丸通を下がってくる。御旅所の前で差し上げ。対岸から眺めると担ぎ棒の長さがよく分かる。烏丸通は四条通より道幅が広いくらいなのだが、中央分離帯があるうえに交通規制を半分しかしていないので、スペースとしては御神輿を差し回しする余裕がないCimj2444b_tn Cimj2457b_tn
 担いできた御神輿はここからは台車に乗せて押してゆく。台車といってもリヤカー的な一輪車状態(左右に二輪)なので、バランスをとりながら進む。
Cimj2476b_tn Cimj2475b_tn この先、烏丸通→高辻通→室町通→四条通→新町通→高辻通とジグザグ行進。途中、船鉾と岩戸山の町会所付近、高辻西洞院付近で差し上げて気勢を上げたり一休みしたり。神様に氏子町を視察して戴くという事なのだろうか、トラップが多いようだ。
 先回りして岩戸山で待ち伏せしていると、道幅が狭い分間近で神輿を見られる。というか、輿丁に混じって一緒に差し上げしている感じ。

 最後は八柱御子神(やはしらのみこがみ)の西御座が来るのだが、晩飯の支度があるので、東御座とともに撤退。西御座は錦市場の人達が担いでいるそうで親しみがあるんだけどね。

Cimj2441b_tn  今年は曜日の配列が悪く(良く?)日曜日と重なってしまったので猛烈な人出かと思ったら、例年より格段にギャラリーが少ない。いつもは御旅所の前で場所の争奪戦になったりするのに、今年はまばらな感じ。なんででしょ?

2011年7月23日 (土)

きょうの祇園祭(四条御旅所)

Cimj2249b_tn Cimj2248b_tn Cimj2241b_tn  先日神幸祭でお出ましになった神様、というか御神輿。ちゃんと祭壇も設えておわします。

 西御座の担ぎ棒を収納した地下壕(塹壕?)はこんな感じで祭壇の賽銭箱(袋?)の下になっている。

Cimj2250b_tn  山鉾に属さない粽は今からでも頂く事ができますよ。

 昨日、みたらし祭に行く途中にパチリ。

2011年7月21日 (木)

神田神宮(鳥居建立)、膏薬の辻子

Cimj1823b_tn  宵山の間、膏薬の辻子ではぼんぼりを並べて花灯路。膏薬の辻子自体は四条通から綾小路までだが、その先にも別の辻子があり、綾西公園、菅大臣天満宮を経て高辻通、さらには若宮通につながって五条通まで抜けられる。ちょくちょく使う裏道。普段から静かな佇まいなんだが、灯りで飾られると一寸違った趣。

Cimj1913b_tn Cimj1915b_tn Cimj1916b_tn  その一角にある神田神宮。去年改祀されて以来少しずつ変わってきている。普段は前を通り過ぎるだけなので、久しぶりにお詣り。...しようとしたら、鳥居が建っている。町家の中に参道があり、坪庭の手前の小部屋に祠がある。見事なくらいコンパクトな神社。
 その部屋の壁際に人の背丈ほどの鳥居が建っていた。確かに、神社に鳥居は付き物。これで完成度がさらに上がった?
 でも、コンパクトすぎて撮影するのにもちと困る。魚眼が欲しい。

 やっぱり、目を離せない存在かも。(おおげさ?)

 過去の変遷はこちら。 
 ・神田神宮のケロ 2010年6月27日(日)
 ・神田神宮(改名神田明神?) 2010年6月 6日 (日)
 ・神田神宮(神田明神に改名?) 2010年4月 3日 (土)
 ・神田神宮(改祀) 2010年2月27日 (土)
 ・神田神宮(西入下ル) 2008年11月 6日 (木)

2011年7月20日 (水)

きょうの祇園祭(黒のおたべのエンボス)

Cimj2225b_tn  巡行の翌日、残っていた宵山のお菓子を一掃。
 集めるといろいろとあるもんだ。これでも、ちご餅は早々に食べてしまったし、岩戸山煎餅を買いそびれてしまった。行者餅は来年こそ忘れずに予約しなきゃ。

Cimj2228b_tn Cimj2227b_tn  甘いものだらけだな~、と取り出しながら黒のおたべのパッケージを見ると「おたべ」という文字の出っ張りが。鏡文字か? 凝ってるな。そんな事書かなくても判ってるんだけど。

Cimj2229b_tn  もしかして。と、おたべを裏返すと、凹凸で文字がうつっている。中で動いたのかぶれてるのが惜しい。もう一パッケージを開けた時には気付かなかった。

2011年7月19日 (火)

きょうの祇園祭(喜多方ラーメンバーガー)

 今日じゃないけど、宵山で見かけた屋台。

○喜多方ラーメンバーガー
Cimj1574b_tn Cimj1473b_tn  宵山には新登場、かも。去年は肉巻きの店を出していたそうなので。
 ハンバーガーの挽肉のパテの替わりにラーメンが入っている焼きそばパンみたいなのを想像していたら逆(?)だった。ラーメンを焼き固めてマフィン状にし、Cimj1920b_tn Cimj1575b_tn 二枚のラーメンマフィンの間に豚の角煮やメンマを夾んである。モスバーガーのライスバーガーの亜種みたいな感じ。ライスバーガーは食べているうちに夾んである具からでた汁でライスマフィンがばらけてしまって非常に食べにくかったが、ラーメンバーガーはそんなことはない。Cimj1576c_tn きっちりかみ切らないとラーメンマフィンがほどけてきちゃうので要注意だけど。
 味はなかなかいける。けど、ラーメン部分の味が薄く、角煮がやたら塩辛い。口の中でかんでいるうちにいい感じになる。もうちょっと均して味付けすればいいのに。

○りつニカ
Cimj1545c_tn Cimj1544b_tn  いや、カニつり。
 これは結構普通にあるのだろう。何度か見たような気がするが、何度見てもエッと思う。釣り糸をカニは切ることができないのだろうか?

○「中大盛」「大大盛」
Cimj1543b_tn  「大盛」にもインフレーションが起こっているようだ。
 NASAの宇宙服の排水パイプのアタッチメントの大きさ(太さ)の表示が「大」「特大」「超特大」となっている(もちろん英語で)という話を思い出した。

2011年7月18日 (月)

きょうの祇園祭(山鉾解体する?)

 山鉾巡行が終わるのを待っていたかのように今朝から雨。珍しくほぼ全く雨に祟られなかった山鉾建てから巡行の期間。その分まとめて颱風が来るとか来ないとか?

 昨日頑張りすぎたので今日はグロッキー。神幸祭の行き帰り、日付が変わる頃に見かけたもの。

Cimj2222b_tn Cimj2084b_tn  長刀鉾はスケルトン状態に戻っている。今日、倒して戻して真木を抜いて完全に解体されて跡形もなくなる。本来は、巡行で集めた怨霊を捨て去るために巡行当日に完全にばらして全て川に流すべきもの。だけど、もったいないので一部消耗品以外は毎年使う。
 といいつつ、真木に付いていた榊や紙垂、真松の枝は縁起物として持ち帰って玄関に吊すと良いとも聞く。粽のノリだけど、なんか憑いて来たりしないのか。どうなんでしょ?
 斎竹も今朝未明の段階ではまだ残っている。     

Cimj0697c_tn Cimj2215b_tn  神幸祭の時に雅楽隊が居た付近、御旅所向かいの宝くじ売り場を解体していた。毎年だっけ?単に廃業するだけ?それとも、雅楽演奏のために改造したのを戻してるのかな?
 街中で見かけるポスター。判る人には判る図案。なんかいいなぁ、これ。どこかで配ってない?

2011年7月17日 (日)

きょうの祇園祭(神幸祭)

Cimj2212b_tn  八坂神社から四条御旅所に神様がお出ましになる。出発が7/17で帰着が7/24。7泊8日の旅。旅と言っても目と鼻の先だけど。氏子の住まいの近くにやってくると言う事に意味がある。移動手段が御神輿。神様が三柱なので神輿も三基。祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)が乗るのが中御座、皇后の櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)が乗るのが東御座、子供の八柱御子神(やはしらのみこがみ)が乗るのが西御座。
 何故か、御旅所内では西側に「東御座」、真ん中に「中御座」、東側に「西御座」という並び。八坂神社の舞殿に並んでいた時は名称と方角が一致したいたのに、何故だろう。

 八坂神社を18時頃に出発し、氏子町内を回って御旅所着は21時~23時。中御座、東御座、西御座の順に到着。長幼の順的に適っている?

Cimj2090b_tn Cimj2091b_tn Cimj2097_stitchb_tn  出発式は八坂神社の石段下で三基揃って盛大にやるそうだ。ギャラリーも相当集まるだろうし、石段下の四条東大路の交差点は広いので間近には見られないかも。というか、昼間に頑張りすぎて元気が萎えていたので御旅所への到着の部を見学。
Cimj2096b_tn Cimj2123b_tn  四条通の寺町西入の藤井大丸前以東を封鎖して会場にしてある。おかげで、四条通は烏丸通から東は殆ど車が走ってない。御旅所向かいの宝くじ売り場の脇には雅楽隊が控える。21時過ぎに到着すると中御座は既に到着していて神輿を御旅所に搬入するところだった。

Cimj2130b_tn Cimj2127b_tn  東御座が到着すると「ほいっと。ほいっと。」の掛け声で神輿をシーソーのように上下に揺する。神輿に付けられた金属板や、担ぎ棒の先に付けた「鳴りカン」なる金具が「しゃんしゃんしゃん」と音を立てる。ひとしきり揺らした後は、「あげぇ!」の掛け声で、頭上高く差し上げ。Cimj2150b_tn Cimj2147b_tn 人数がいるとは言え、重そう。そのまま「「まわせぇ!」の掛け声でその場でぐるぐる回し始める。神輿洗いの時と同じ要領だ。3~4回は回しただろうか。再び「ほいっと。ほいっと。」の掛け声で会場となった巾十数㍍、長さ百㍍ほどの道路を陸上競技のトラックのように周回する。ギャラリーの間近まで神輿が迫り、見ている側としてはクライマックス。
Cimj2160b_tn Cimj2157b_tn  その後何度か差し上げたり拍手で締めたりし、御旅所の西側の冠者殿前に仮置き。冠者殿では神職が祈祷している様子。ここで神様が神輿から降りて御旅所に移られると言う事なのだろうか。だとすると、さんざん神輿をゆざぶった間、神様は神輿に乗りっぱなし?Cimj2167b_tn Cimj2162b_tn 乗り心地悪そう。目を回してない、というか怪我してないですか?
 最後に、担ぎ棒を外して御旅所の奥に収納したあと、御神輿も搬入。 搬入後に御神輿に付けた提灯などの飾りを取り外して終了。Cimj2172b_tn
 この間、要所要所で雅楽の演奏が入る。「まわせ!まわせ!」とか「ほいっと。ほいっと。」の掛け声と雅楽が一緒に聞こえてくる。神事だからそう言うもんなのかもしれないが。なんか違和感というか。こういう組み合わせは一般的なのか?それとも祇園祭だから?
 雅楽にあわせて?「まわせぇ!」の動画、(約14MB)。走り回る御神輿の動画、(約14MB)。雅楽にあわせて搬入「ようさぁ!」の動画、(約14MB)。「鳴りカン」の動画、(約2MB)。つつくと音がします(たぶん)。QuickTimeで見られる筈。

Cimj2195b_tn Cimj2183b_tn  トリは西御座。東御座同様に神輿を上げて回して走り回った後、今度は東側の冠者殿前に仮置きして祈祷を受ける。西御座は搬入前に飾りを取り外す。提灯の灯りを吹き消していたので中には蝋燭が入っているらしい。
 雅楽にあわせて搬入「ようさぁ!」の動画、(約5MB)。つつくと音がします(たぶん)。QuickTimeで見られる筈。

Cimj2198b_tn Cimj2194b_tn Cimj2169b_tn  中御座は最終的に真ん中に安置するのにもかかわらず、東側に寄せて仮置き。次に納める東御座を西側に安置した後、中御座を真ん中に移動。最後に西御座を東側に安置。
 15並べみたいな不思議な操作だが、神輿から取り外した大型の担ぎ棒を、神輿本体より先に御旅所に収納する都合のようだ。担ぎ棒が長くて優に神輿三基分の 長さがある。御旅所の巾いっぱいに近い。中御座、東御座の担ぎ棒は御旅所の奥、神輿の裏側に収納するのだが、神輿二基分のスペースが空いてないと中まで持 ち込めない。なので、東御座の担ぎ棒を収納するまで真ん中に安置する中御座を東に寄せていた、ということのようだ。
 Cimj2220b_tn Cimj2218b_tn Cimj2216b_tn 既に二基の神輿が収まっている状態で到着する西御座の担ぎ棒は御旅所の入り口、神輿の前に地下壕が掘ってあってそこに収納し、鉄の蓋を被せる。

きょうの祇園祭(山鉾巡行)

 梅雨明けが早かったせいか例年、1~2日は雷雨や夕立に見舞われる鉾建て~巡行の間、殆ど雨らしい雨は降らず、巡行を迎えた。今日も朝から快晴に近い晴れ。ジリジリと陽が街を焼いていく。

○注連縄切り
Cimj1940b_tn  9時に出発した長刀鉾は15分ほどで四条麩屋町に建てられた斎竹に所にたどり着く。15日に建てられた時には竹だけが建っていたが、この時点で二本の竹の間に注連縄が張られている。長刀鉾の二階に乗ったお稚児さんが一刀のもとに切り落とす。その前に鉾の前にまな板を設え、だらんと垂れ下がった注連縄を棒で拾ってまな板に載せて、という手順があるのだが。一旦後ろに引っ込んだお稚児さんは付き人が所定の手順を終えた時点で再び登場して抜刀し斬りつける。今年も一発で決まって拍手喝采。
 注連縄切りの時の動画。(約7MB)ぶれてます、酔わないように。つつくと音がします(たぶん)。QuickTimeで見られる筈。

○くじ改め
Cimj1948b_tn  山鉾の巡行順は一部のくじ取らずな山鉾を除いて7/2にくじで決める。その結果を守っているかどうか、引いたくじを持参して確認してもらういわば関所。確認する奉行役は京都市長。くじを提出する前に山鉾の粽を上納するのが習わしのようで粽は京都府知事が受け取る。
Cimj1955b_tn  くじは塗りの箱に納めて蓋を紐で結わえてある。その紐を扇子一本でほどき、蓋を開け独特の仕草で奉行に差し出す。奉行がくじを取り出し、読み上げて確認した後、蓋を戻し、再び扇子一本で紐を箱に巻き付ける。この一連の仕草を如何にスムーズに格好良く終えるかが見せ所。
Cimj1972b_tn  折からの風で差し出した箱からくじが吹き飛ばされてしまう山鉾や草履が脱げてずっこける山鉾が続出。これも見所の一つ。
 くじを改めた後は、舁き山なら奉行の前でくるっと回って四面を披露。綾傘鉾のように棒踊りなどの芸のある山は踊りを披露する。回せないようなでかい山鉾はそのまま通過。
Cimj1958b_tn  御池通の有料観覧席前でもパフォーマンスはあるようだが、奉行前で行うこちらの方が格が高い。だが、格は高くても騒々しい。さして広くない四条通の歩道を見物人が埋め尽くす上に通行する人もいる。警察が通行止めにしたり一方通行にしたり、押し合うなと警告したりする声がひっきりなしに飛び交い喧噪状態。あんまり優雅ではない。
 蟷螂山のパフォーマンス動画。(約9MB)つつくと音がします(たぶん)。QuickTimeで見られる筈。

○戻り鉾
Cimj1990b_tn Cimj2016b_tn  巡行の見物はそこそこに、いつもの四条新町通交差点で戻り鉾を待つ。12時を過ぎた頃に戻り鉾一番、長刀鉾が到着。9時出発だから3時間の旅路。自分の鉾町に戻るまではあと半時間くらい掛かるだろうか。四条河原町や御池通では遠目にしか見えない辻回しを「危ないからどいて!」と怒られるくらい近くで見る事ができる。青竹を敷き詰め水をまき引き綱を車輪に絡める手際の良さと、押された横車にギシギシ軋みながら鉾が応えぐりんと回りだす力勝負は間近で見るのが一番だCimj2000b_tn長刀鉾の辻回し動画。(約6MB)つつくと音がします(たぶん)。QuickTimeで見られる筈。
 長刀鉾は鉾頭の長刀を今年新調している。竹光だがプラチナ張りだそうで、なまくらなんだか豪華なんだか判らないが兎も角抜けるような夏の青空にギラリと輝いている。
Cimj1994b_tn  何をしているの?と謎の多い屋根方。普段は屋根でくつろいでいる風にも見えるのだが、今年も新町通で大活躍。屋根にぶつかりそうになった信号機の支柱に対して体を張って応戦。何年か前は奥の硝子張りのビルと闘って落っこちそうになった勇者もいたっけ。おかげで今年も無事全基通過できた模様。
Cimj2060b_tn Cimj2046b_tn  毎年目を引くのが鶏鉾の曳き手。朱色の笠を被っている。鶏冠なのだろうか? 菊水鉾の音頭取りが持つ団扇も特異。大抵は鉾オリジナルの扇子なんだが。菊の葉の形?なんか、天狗の団扇みたいに見えるんだけど。函谷鉾の辻回しの時の音頭(つつくと音がします)が何度聞いても「よ~い、よろしくねっ。よ~いよいっと。」と聞こえる。どうです?

 最後に船鉾が鉾町に戻って巡行終了。およそ14時前。その後すぐに解体が始まり、明日の夕刻にはほぼ跡形もなくなる、筈。

2011年7月16日 (土)

きょうの祇園祭(宵山、日和神楽)

 とっぷり日が暮れてから宵山。NHKが中継に来ていたようで。曜日の配列が最悪(最善?)に近くて人出も半端じゃない様子。激混みな鉾の辻付近を避けて、近所を散策。

Cimj1894b_tn Cimj1883b_tn  太子山では子供達が今日も「蝋燭一丁献じられましょう」と謡っている。今日は「常は出ません今晩限り」の一節が入ってる。四条傘鉾では四条傘鉾踊り(棒振り踊り)を披露している。大昔のバトントワリングかな。
Cimj1924b_tn Cimj1922b_tn  船鉾では日和神楽の準備中。囃子方が屋台に集まって来ている。岩戸山の日和神楽の出発を見送ろうとしたら、山に着いた時には出発した直後。残念。今年も、行きは松原通を通らず新町通から仏光寺通を経て烏丸通に出るらしい。Cimj1930b_tn 松原通を通るのは帰り。去年から変更されたまま。帰りを待ちかまえていたのだが、カメラの録画釦が押せていなかったようで撮影失敗。押した手応えはあったんだけどなぁ。orz
 その後、もう一組日和神楽の音色が聞こえてきたけど、途中で曲がってしまった。どこの日和神楽だったんだろう?

 「ぴ~~ひゃらら~ぴ~ひゃらら~。ひゃらら~ひゃらら~ひゃ~ら~ら~。」遠くからお囃子の音が聞こえるが、神楽の姿は見えない。街並みに反響してどちらからやって来るのかの感覚も狂ってくる。そのうち音が大きくなり、街並みの影から先導の提灯の明かりが見えてくる。その少し後ろを神楽の本体。リヤカーよろしく、神楽の屋台を引っ張るのは人力。屋台の屋根から手ぬぐいが何本もぶら下がっていて、鉦の担当者が片手で掴まっている。鉦自体は首から下げているので、何のために手ぬぐいに掴まっているのかは謎。その周りを笛の担当者が歩いている。屋台の最後部に据えた二基の太鼓で音頭をとる。目の前を通る時は結構な大音響だ。通過した後、姿が見えなくなっても鉦と笛の音色だけが届いて耳に残る。思わずついていきたくなる音色だ。

きょうの祇園祭(宵山のお菓子)

 山鉾が建ち始める頃から見かけた祇園祭のお菓子。

○菊水鉾
Cimj1440b_tn  能楽の曲の中に菊の露のしたたりを飲んで七百歳の長寿を保ったという中国の故事に因んで作られた鉾が菊水鉾。その茶会で出される茶菓子が「したたり」不老長寿のお菓子らしい。
 羊羹同様棒状のレトルト風パックに封じて売られているが、手に取るとぷよぷよ液体か?と思うほど柔らかい。常温保存だが冷やして食べる。
Cimj1456b_tn  ぱっと見、お菓子というより煮こごりに見える。褐色透明で琥珀のよう。完全に透明ではなくうっすら澱のようなものが閉じこめられている。味はカラメル風味。砂糖と水飴を寒天で固め、黒糖と和三盆が風味を付けているという感じ。とっても甘い。甘い中に和の香り。一気にたくさんは食べられない。確かに苦い抹茶に合いそう。
 お茶が一杯こわい。

Cimj1510b_tn Cimj1513b_tn ○黒主山
 大伴黒主をご神体とする山。「黒」にこだわって、宵山期間中山を囲う「埒」まで黒くしてしまったほどの山。授与品も黒にこだわって取り揃えてある。
Cimj1599b_tn Cimj1596b_tn Cimj1511b_tn  お菓子もその仲間。京名物おたべも黒くしてしまった。黒ゴマのおたべ。竹炭まで配合してあるから完璧。生八つ橋が黒いだけじゃなくって中の餡も黒い。中を開いても見ても保護色。
Cimj1835c_tn Cimj1842b_tn Cimj1779b_tn  話題造りに熱心なのが高じて(?)本来は食べられない粽も食べられるようにしてしまった。要冷蔵で保冷剤付きで授与される。外観は端午の節句の粽。中身は外郎でも葛でもなくて生麩。一応、黒糖を使っているので茶色っぽいけど、黒とまでは行かない。味はあっさりもちっと、いくらでもいけそう。

○山伏山
Cimj1587b_tn Cimj1519b_tn  茅輪くぐりの山伏山。去年から茅輪ストラップが新登場していたが、今年は食べられる茅輪が登場。茅輪と言っても煎餅ですけど。「手やき茅の輪せんべい」卵煎餅(?)に茅輪の焼き印が押してある。ほんのり甘く、焼き目が苦み走る。

○占出山
Cimj1791b_tn  神功皇后が外征に際して肥前松前で釣りをして戦勝を占った伝説に由来する山。その時釣れた魚が鮎で、占いの時に釣れたから「鮎」の字を宛てたとか。だからなのか、お菓子も鮎で「吉兆あゆ」。登場したのはだいぶ前だと思う。

○四条傘鉾、月鉾
Cimj1711b_tn Cimj1708b_tn  こちらも食べられる粽。っぽいけど、特定の山鉾に因んだものではなく、山鉾町の和菓子屋さんが作ってみた感が強い。だんごとかもある。この手のお菓子はたんとありそう。

Cimj0660b_tn ○ノンジャンル
 その手のたんとありそうなお菓子。
 京都駅では「山鉾巡行餅」。山鉾の形を象って八坂神社の神紋の焼き印を押したお菓子、らしい。何年か前にニュースになっていたのだが、昔からあったのかな?いつ頃登場したのだろう?
Cimj0908b_tn Cimj0740b_tn  大丸では「祇園ちご餅」と「鉾ちまき」。
 ちご餅は堀川三条の三條若狭屋製。求肥に包まれた白味噌餡。周りできらきらしているのは氷餅の粉というのだそうだ。元々は鉾に乗るお稚児さんのためのお菓子だったとか。
Cimj1536b_tn  鉾ちまきは小豆入りの葛、水仙ちまきらしい。

○幻の...
 役行者山にちなむお菓子が行者餅。宵山(7/16)限定のお菓子で、要予約。予約が7/10に締め切りなのをすっかり忘れていた。山椒の味噌餡を求肥でくるんであるらしい。
 役行者山と言えば、今日の宵山で聖護院から山伏が詣って護摩焚きがあるはず。

2011年7月15日 (金)

きょうの祇園祭(宵々山、斎竹建て)

Cimj1732_stitchb_tn  昨日行きそびれた市営駐車場から鶏鉾を再び鳥瞰。鉾の前後に駒形提灯を建て、周りに船形の囲いを設ける。その中に粽などの授与品を扱うテントを張る。典型的な宵山の陣形。暗くなって提灯に灯が入るともっと綺麗なんだけど。

Cimj1816b_tn Cimj1763c_tn  18時からは山鉾町一帯がホコテンになってどっと人が繰り出す。昨日で懲りたというか毎年懲りているので日が暮れるまでに撤収。昨日は西端から眺めたので今日は東端からボイジャービュー。

Cimj1753b_tn Cimj1748b_tn  四条麩屋町の北東角と南東角には斎竹が建っている。巡行の準備も播但線。

2011年7月14日 (木)

粽ストラップ(浄妙山(変更無し))

Cimj1604c_tn Cimj1607c_tn Cimj1502b_tn  元祖粽ストラップの浄妙山。

 今年もデザイン、構造とも変化はないようす。

きょうの祇園祭(鉾建て五日目、曳き初め三日目、屏風祭、宵々々山)

 こよいはいよいよよいよいよいやまよ。

Cimj1509b_tn Cimj1514b_tn  最後まで残っていた山鉾も今日から建て始め。先に建て始めた大型の山鉾は宵山用の懸装品を装着して一般搭乗も受け付けていたりするが、小型の山は骨組みだけ組み上げて懸装品は町会所に展示していたりする。

Cimj1494b_tn  曳き初めの最後を飾るのは橋弁慶山。橋弁慶山は舁山なので正確には曳き初めではなく舁き初め。舁くと言っても、下に小さな車輪が付いているので前進後退する時は押すだけ。方向転換する時だけ担ぎ上げてぐるりと回す。軽くはないが大型の鉾よりは遙かに軽く、動きもスムーズだ。
 町会所のある蛸薬師通を町会所→烏丸通→室町通→町会所と一往復して無事終了。お囃子もなく静かな舁き初め。

Cimj1531b_tn Cimj1524b_tn  山伏山では去年から始まった茅輪くぐりを昨夕から開始している。6/30と7/31の恒例行事の筈なんだが、もう一回増えた感じ。ここでも茅輪をくぐって、茅輪ストラップをズボンのベルトに結わえておけば完璧かな?

Cimj1556b_tn Cimj1553b_tn Cimj1552b_tn  山鉾町の町家では屏風祭。家にある屏風などの美術品を1階の通りに面した部屋に並べ、窓を開け放つ。通りすがりの人がてんでに覗き込んで楽しむという趣向。
Cimj1560b_tn Cimj1558b_tn  山鉾が動く美術館なら、屏風祭は動かない美術館。まんまか。北観音山付近でも人だかり。例年松坂屋で甲冑の展示があったのだが、去年で終わってしまったのが残念。

Cimj1566b_tn  お祭りと来れば屋台。昨日までは曳き初めがあったりしてなかなか道路を占有できなかったのだが、今日からは店開き。昼間は兎も角、夜になると人出がすごい。室町通や新町通は前へ進むのにも一苦労。買い食いがお目当てでなければ、油小路の油天神山、太子山は静かでいい。屋台はないが、道に床机が出してあって一休みok。Cimj1663b_tn 太子山では子供達が『聖徳太子の智恵のお守りはこれより出ます。ご信心のおん方様は、受けてお帰りなさいましょう。蝋燭一丁献じられましょう。』と謡っている。これが宵山(16日)になると『常は出ません今晩限り。』という一節が挿入される。木賊山でも聞けるはず。霰天神山が発祥という話だが、そちらはまだ遭遇せず。

Cimj1625c_tn  一つの通りに一番沢山山鉾があるのは室町通で七基。次いで新町通で六基、更に四条通の五基と続く。室町通、新町通は狭くて上空から見ないと山鉾が互いに掩蔽しあってしまうが、四条通は道幅が広いので全基見通せる。山鉾町西端の油小路から東を振り返ると遠くは長刀鉾から手前の四条傘鉾まで仲良く並んで見える。Cimj1640b_tn ボイジャーが太陽系を後にする時見た光景を彷彿と...しませんか?(^_^;)

 市営駐車場の3階から鶏鉾の夜景を鳥瞰しようとしたら18時に閉鎖。残念無念。

2011年7月13日 (水)

きょうの祇園祭(鉾建て四日目、曳き初め二日目)

 残っていた殆どの山鉾で今日から建て始め。昨日の鉾の辻界隈の五基に続いて、今日は鉾街道新町通の五基が曳き初め。

Cimj1373c_tn Cimj1349b_tn Cimj1361b_tn  船の形をした船鉾が曳かれていく姿は人の海を掻き分けて船出するよう。岩戸山はボーディングブリッジがないのではしごで登る。鉾の脇からすかして眺めると、鉾の先に鉾、鉾、鉾。

 放下鉾の曳き初め動画(約31MB)車輪の軋み音がひときわ大きい。つつくと音がします(たぶん)。QuickTimeで見られる筈。

2011年7月12日 (火)

茅の輪ストラップ(山伏山(変更無し))

Cimj0715c_tn Cimj1303b_tn Cimj1180b_tn  山伏山の山建ては明日。だけどそれに先だって町会所そばのホテルのロビーで授与品の授与を開始している。
 去年から登場した茅輪ストラップは今年もデザインに変更はない様子。説明書きの台紙の色が変わったたくらいかな?

きょうの祇園祭(鉾建て三日目、曳き初め初日)

 北観音山、南観音山、保昌山、伯牙山、鯉山でも山鉾建てが始まる。先行して建て始めた函谷鉾、鶏鉾、月鉾、菊水鉾、長刀鉾では曳き初め。

○真松
Cimj1162c_tn Cimj1161b_tn Cimj1148b_tn  鉾の真ん中に高く聳えているのが真木。山の場合は真松といって、松の木を中心に据える。真木ほどではないが、かなりの高さがある。藁縄と榊以外の部材は毎年使い回すのだが、真松だけは毎年新しい木を切り出してくる。
Cimj1178b_tn Cimj1174b_tn Cimj1169b_tn  南観音山では真松を立てる準備をしていた。地上に横たえるとかなりの長さがある事が判る。断面が見えたので数えてみると樹齢20年くらいか。北観音山では更に松を削って山に刺せるように斧とチョウナ(釿)を持ち出して加工中。釿を使ってるのをみたのは初めてかも。
 この南北観音山の真松、右京区で二本切り出されて来て、くじでどちらが使うか決めるのだそうだ。「松選び」と称して、くじに勝った方が好きな松を選ぶ。今年は北観音山が勝ったとか。

○曳き初め
Cimj1257b_tn Cimj1207b_tn Cimj1187b_tn  今日曳き初めをするのは大型の五基。一番最初に曳き初めをする函谷鉾は完全に自由参加なので、時間前には参加しようと人が集まって待機している。Cimj1227b_tn Cimj1224b_tn それでも今年はすいていたので、私も参加しておきました。鶏鉾は近所の女子大生が浴衣姿で参加するので人気の鉾。カメラマンの方が曳き手より多かったような。
 鶏鉾は向かいの市営駐車場が出入り自由なのでその2階か3階から見下ろすと絶好。Cimj1286b_tn Cimj1266b_tn 鳥瞰して鶏鉾を眺める。上から見ると鉾を動かすのに誰がどんな役割を担っているか一目瞭然。
 最後に動き出すのが長刀鉾。今年も信号マンが影で大活躍。
 鶏鉾の曳き初め動画(約25MB)と長刀鉾の稚児舞動画(約12MB)。つつくと音がします(たぶん)。お稚児さんの落っこちそうな舞いに注目。QuickTimeで見られる筈。

○駒形提灯
Cimj1341b_tn Cimj1326b_tn  曳き初めが終わった鉾は町会所前の所定の位置に据えられて、ボーディングブリッジが架かる。鉾の上では祇園囃子を演奏したり、一般搭乗者が見学したり賑わっている。鉾の前後を提灯で飾る。昼間と違ったほんわり華やかな雰囲気に包まれている。Cimj1335b_tn 21時頃覗いてみたら、長刀鉾と鶏鉾はまだ準備中だったっぽい。
 今年修理がなった函谷鉾の錺屋根(かざりやね)。屋根裏の金箔が提灯の明かりに照らされて輝いている。

2011年7月11日 (月)

粽ストラップ(菊水鉾(微改))

Cimj1035b_tn  例年どおり真木立ての最中から菊水鉾では粽の授与を開始している。早速立ち寄ってちまきストラップをゲット。いや、授与して頂く。授与所の方は「ストラップは明日からのつもりだったんだけど」と言いつつ町会所まで案内してくださって、そこで拝領。

Cimj1135d_tn  基本的には去年と同じで、一昨年の「蘇民将来子孫也」が三連玉になっていて、粽とのジョイントがねじ込み式ではなく貫通穴にリングを通す方式になって強化されている。
 去年と違うのは粽部分に印刷された鉾名で、去年は「菊水鉾」の銘の上に菊水のマークが印刷されていたが、今年はそれが無くなって「菊水鉾」とだけ書かれている。裏面の「商売繁盛」「不老長寿」は同じ。

Cimg7799c_tna Cimh6631c_tna  去年一昨年のストラップはこんな感じ。左が去年、右が一昨年。

きょうの祇園祭(鉾建て二日目)

 今日から鉾を立て始めるのは、岩戸山、船鉾、放下鉾、八幡山と新町通の四基。昨日から建て始めた函谷鉾、月鉾、鶏鉾、菊水鉾、長刀鉾は今日真木を立てる。

Cimj0945b_tn  一番最初に真木を立てるのは函谷鉾。朝のうちにクレーンで立ててしまうようで、立てる過程を拝んだ事はない。午後からは長刀鉾、月鉾、鶏鉾、菊水鉾と順に真木を立てていく。一旦鉾を横倒しにして真木を刺し、鉾全体を立ち上げる。

Cimj0950b_tn  一番見応えがあるのは月鉾。音頭取りが横倒しにした鉾の上に乗って掛け声をかける。鉾の両側からウインチで引っ張り、重心の位置によって力のかけ具合を調整しないといけないので音頭取りはどの鉾にもいるのだが、他の鉾では地上で事務的に声をかけるだけだ。
Cimj0964b_tn  音頭取りは扇子を振りつつ「そ~~れぇ~、え~んや~ら~や~~」と鉾を曳く時と同じ掛け声を独特の調子で叫ぶ。鉾が立ち上がるにつれて立ち位置を変える。見ていて落っこちないかハラハラするけど、今年も無事終了。

Cimj1082b_tn  どの鉾も順調に真木が立ち、周りのビルをも越えるような鉾のスケルトンが立ち上がった。鉾頭を仰ぎ見る空には夏の雲。「あんな夏雲と鉾建ての組み合わせなんてなぁ」とは菊水鉾のスタッフのつぶやき。

Cimj1089b_tn  その菊水鉾では真木を立てた後、車軸をはめ込もうとしてトラブル発生。どうもうまく噛み合わないらしい。ノミで削ったり、あて板を当てて埋めたり。今更ながら寸法を測り直したり。最後は材木でゴ~ンゴ~ンと叩き始めた。やっぱり機械は叩いて治すものなのだなと改めて実感。
Cimj1095b_tn  毎年使っている部材同士なので、今更噛み合わない筈はないのに。保管している間に乾燥の具合が今年だけ違って反り返ってしまったのだろうか? 今年は梅雨明けが早かったから例年より乾燥しているとかか? 目を凝らすと、上から見て「)(」ってな感じで反り返っているような気もするけど?
Cimj1099b_tn  1時間以上あれこれやっていたのだろうか、最終的にはトラブルシュートできたようで、車軸に車輪を装着して本日の予定は終了。毎年同じ事の繰り返しのようでいて、何かしらアクシデントが起こる。やっぱり目が離せませんな。

2011年7月10日 (日)

きょうの祇園祭(バス停移動してます)

Cimj0738b_tn Cimj0704b_tn Cimj0703c_tn  四条烏丸の東行きのバス停が移動してます。
 17日には烏丸通~河原町通の間の四条通のバス停が一斉休業。
 さらにはその前後、バス路線がわやくそと言えるくらい時限で変わるので混乱するでしょう。詳しくは↓。

きょうの祇園祭(四条通アーケードの提灯)

Cimj0774b_tn Cimj0773b_tn Cimj0772b_tn  四条通のアーケードにいつもの飾りとは別に、山鉾の名を刻んだ提灯がぶら下がっている。「祇園祭」と書かれた提灯は赤。山鉾の名が書かれた提灯は電球色。「大船鉾」と書かれた提灯は白色。光源はLEDではなく電球型蛍光灯。

Cimj0896b_tn Cimj0734b_tn  そして、四条通北側のアーケードに取り付けられている街灯が既に90°曲げられている事に注目。明後日の曳き初めの準備だろう。いつの間に。

きょうの祇園祭(神輿洗)

Cimj0836b_tn  神幸祭に先だって、素戔嗚尊が乗る中御座神輿を四条大橋まで運んで鴨川の水で清める神事。四条大橋には予め斎竹が建ててある。清めの水は午前中に鴨川から汲んでお祓いを済ませてあるということだ。

○道清の儀
Cimj0846b_tn Cimj0843b_tn Cimj0840b_tn  神輿の出発に先だって、八坂神社本殿で「神輿洗奉告祭」を行うという。出発式だろうか。神輿に先だって道を清めるために大松明が八坂神社と四条大橋の間を往復する。19:15頃四条大橋に到着した大松明は燃えがらを慎重に落とした後で、真っ直ぐに立てられて「まわせまわせまわせまわせ」の掛け声にあわせてぐるぐる回される。ぶんぶん振り回すのではなく、鉛直に立ったまま長手方向を軸に回すので危なくはない。
 ひとしきり回された後、大松明は再び「ほいっさ~、ほいっさ~」の掛け声に乗って八坂神社へと引き返す。この間5~6分。

○神輿洗
Cimj0865b_tn Cimj0863b_tn Cimj0862b_tn  大松明が去って半時間以上経った20時頃になって御神輿登場。既にあたりは暗くなっている。羽織袴の一団に続くは3本の大松明に先導されてやって来る。
Cimj0872b_tn Cimj0870b_tn Cimj0867b_tn  四条大橋に着いたお神輿は降ろす間もなく「まわせ、まわせ、まわせ、まわせ」の掛け声でその場でぐるぐる回り始める。神輿を回すのは大松明ほど簡単ではない。Cimj0888b_tn Cimj0884b_tn Cimj0883b_tn 本当はその場で動かずに回すはずがついつい回転軸が移動してしまう。「うごくな!うごくな!」と頭(?)から声が飛ぶとギャラリーから笑い声が起きる。でも、動いてくれたおかげで目の前で御神輿を見る事ができたんですけど。
 何回も回した後で、「ほいっと、ほいっと」の掛け声で差し上げ。それが終わると斎竹の前に降ろされた神輿は清めの水をかけて清められる。
Cimj0889b_tn  清め終わると手締めをして「よいやさ~じゃ、よいやっさ~」の掛け声に乗って八坂神社に戻っていく。今度は大松明が殿。松明から落ちた消し炭状態の燃えがらを消防団の人が背中に背負った見津タンクの水で消火。消し炭に何かの御利益があるのだろうか、拾って持ち帰る人がちらほら。五山の送り火のノリか?

きょうの祇園祭(お迎え提灯)

Cimj0787c_tn Cimj0785b_tn  神輿洗に先だって、提灯行列が練り歩く。八坂神社を出発して、河原町通を御池通まで上がって市役所まで。市役所で踊りを披露した後、寺町通を四条まで下がって八坂神社に戻る。八坂神社は西楼門からではなく南楼門から出入りするようだ。Cimj0828b_tn Cimj0814b_tn 八坂神社前では神輿洗に向かう御神輿を出迎えたり、八坂神社の能舞台でも舞を奉納するそうな。

 今回は寺町通京極の商店街から四条通の角で迎撃。Cimj0821c_tn Cimj0820b_tn 18:40頃に太鼓に先導された「おむかえ」と書かれたでかい提灯がやってくる。なんと判りやすい。日曜日でアーケードの下は人でいっぱい。その人混みを掻き分けるように行列がやってくる。知らない人は「なんだ?なんだ?」とめがてん状態。放下鉾の日和神楽がお囃子を奏で、何組かのかわいらしい踊り手(?)が通っていく。頭上に鷺を頂く一団は鷺舞いらしい。鷺のつぶらな瞳がキュート。頭に刺さった傘が痛そうだけど。

きょうの祇園祭(鉾建て初日)

Cimj0746b_tn  いよいよ鉾建て開始。
 今日建て始めたのは月鉾、函谷鉾、鶏鉾、長刀鉾と菊水鉾。
 概ね構体を組み上げて縄絡みで縛り付けるところまで。出来上がった縄目が美しい。

Cimj0729b_tn Cimj0701b_tn Cimj0709b_tn  月鉾、函谷鉾、鶏鉾、長刀鉾は町会所の前の道路で一から組み上げる。使う縄の量が半端じゃない。きちんと繰り出せるように準備するだけでも大変そうだ。

Cimj0758b_tn Cimj0751b_tn  菊水鉾は構体が組み上がった状態でトラックに乗ってやって来る。大体いつも16時半頃のようだ。トラックの荷台からはみ出すほどでかい。降ろす時ははみ出した足に下駄を履かせて人力で少しずつ降ろす。一部文明の利器を使いつつも人間が主体。

2011年7月 1日 (金)

きょうの祇園祭(二階囃子)

Cimj0583b_tn  いよいよ祇園祭開始。午前中に長刀鉾の稚児がお千度の儀で八坂神社に。町会所では吉符入り。といっても外から見ている限りはあちこちの町会所で人の出入りがあるな、と言う程度。早々に人の出入りがある町会所もあれば静かに閉ざされたままの町会所も。

Cimj0607b_tn Cimj0604b_tn Cimj0594b_tn  晩になって新町通を歩いていると、祇園囃子が聞こえてくる。音に誘われて上がっていくと放下鉾、南観音山、北観音山の町会所の二階でお囃子の稽古中。Cimj0622b_tn Cimj0618b_tn 通りすがりの人が足を止めて聞き入る。綾小路では綾傘鉾も二階囃子。
 岩戸山、月鉾、鶏鉾、長刀鉾は人が集まっているもののまだ始まっていない。21時とかかなり遅い時間から始めるっぽい。船鉾、八幡山、函谷鉾、郭巨山はひっそりとしているCimj0579b_tn Cimj0584b_tn

 四条通のアーケードの飾りも祇園祭仕様。昨日貼りかけだった信用金庫の壁面も完成済。

2011年6月30日 (木)

きょうの祇園祭(前夜)

Cimj0529c_tn Cimj0512b_tn Cimj0515c_tn  明日から祇園祭。四条烏丸付近では函谷鉾と長刀鉾の鳥居が建ち始めた。町会所はまだ外見上目立った動きはないようだけど、月鉾は資材の搬入が始まっている様
Cimj0524b_tn

 函谷鉾の隣にある京都中央信用金庫の本店ではなにやら壁面に貼り付け中。

2010年7月31日 (土)

きょうの祇園祭(疫神社夏越祭大盛況)

Cimh7693b_tna Cimh7708b_tna 朝から晴れてるんだか曇ってるんだか分からない天気のくせに猛暑日一歩手前。気絶しそうになりながら夏越祭。これで一ヶ月続いた祇園祭が終わる。祭の無事を感謝するのが夏越祭。

Cimh7730b_tna Cimh7697b_tna  道が案外混んでいる。烏丸通から河原町通まではバスに乗るより歩いた方が早い。八坂神社に到着したのは11時頃。概ね儀式は終わって、招待者のお詣りが始まっていた。招待者はテントの下の長いすに座って待機。雅楽が流れる中、順に茅輪をくぐり疫神社にお詣りする。Cimh7703b_tna退路の両脇に立てられた茅を抜いて持ち帰る。出口には巫女さんが待機していて、かわらけ(?)に御神酒を注いでくれる。御神酒を飲み干したあとのかわらけは皆持ち帰っている。抜いた茅をそのまま持ち帰る人、懸命に輪を作る人様々だ。

Cimh7745b_tna Cimh7711b_tna  一般の参拝者は招待者が終わるまでテントの外で行列を作って待っている。今年は土曜日に当たるせいか人数が多い。例年なら昼には閑散としているのに、午後になっても行列が途切れない。一時は神社を横断して円山公園のあたりまで行列が延びていたようだ。
Cimh7762b_tna  昼まで時間を潰してみたのだが、行列が消えないので仕方なく私も並んで参拝。二礼二拍一礼。何度お詣りしても忘れてしまう。今年は常に茅輪を腰につけているので大丈夫、かな。
 家内安全、無病息災、一攫千金。

2010年7月25日 (日)

きょうの祇園祭(その後)

○御神輿
Cimh7650b_tna Cimh7636b_tna Cimh7514b_tna  還幸祭が終わり、四条御旅所の御神輿は退去済。昨日の今日なので、まだおみやげセンターには戻っていない。その御神輿は八坂神社の舞殿に駐機中。Cimh7513b_tnaCimh7653b_tna神様は昨夜のうちに本殿に移られたので今は空っぽ。

○厄除けちまき(粽)
 八坂神社では7月いっぱい授与中。

○斎竹
 撤去済。いつのまに?

2010年7月24日 (土)

きょうの祇園祭(還幸祭)

Cimh6425c_tna  四条御旅所に一週間滞在された素戔嗚尊ご一家は今日八坂神社にご帰還。真っ直ぐ帰らずあちこち寄り道。三基の御神輿に久世駒形稚児を加えた四グループが練り歩く。全グループが立ち寄る大政所御旅所前と我が家から一番近い高辻室町~高辻新町あたりで待機。大政所御旅所から高辻通りにはいるのは東御座だけ。

Cimh7476b_tna Cimh7475b_tna  神輿が出発する頃に雷鳴が轟き大粒の雨が降り出す。神輿を担ぐ輿丁には景気づけかもしれない。が、馬に乗っているお稚児さんはつらかろう。雷鳴に驚いて馬が暴れたりしてないだろうか?

Cimh7491b_tna  烏丸通を南下して御旅所の前で差し上げをやってお詣りする。そこで一休みしたあと、高辻通に入る。室町通を北上し四条通まで行って今度は新町通を南下。新町通では船鉾町会所と岩戸山のきのぶで差し入れがある。差し入れを頂くと差し上げをやって気勢を上げる。 「ホイットホイット」と叫びながらお神輿を担ぎ上げて上下に揺らす。Cimh74991a_tnaCimh74992a_tna御神輿に付けられた金属板や、担ぎ棒の先に付けた「鳴りカン」なる金具がたてる「しゃんしゃんしゃん」という音をでにぎやか。御神輿を降ろして一休み。「みなよばれたか~」の掛け声で再び御神輿を担ぎ上げて移動する。Cimh7488b_tnaCimh7501b_tna担ぎ上げると言っても、差し上げの時以外は車輪の付いた台車に乗せているようだけど。

 日が暮れかけているけれど、まだまだ道半ばで八坂神社に帰り着くのは夜遅くになるらしい。神様夜更かし。
 輿丁を先導していたご老体と思しき方は「ずっと走りっぱなしや」とつぶやきながら小走りに去って行かれました。

2010年7月22日 (木)

禁・禁煙?

Cimh6970c_tna  放下鉾そばの喫煙所の看板。
 あえて言わなくても誰も入ろうとは思わないでしょうけどねぇ。

2010年7月20日 (火)

きょうの祇園祭(そして次)

 猛暑日一歩手前の蒸し暑さが続いたと思ったら、ついにきょうは35.1℃で初猛暑日。一段落した感のある祇園祭だが、着々と次のステップが進んでいる。

○斎竹、照明灯
Cimh7431b_tna Cimh7434b_tna  斎竹はまだ健在。だいぶ弱ってきているようですが。斎竹の飾りも縁起物になるんだろうか?
 アーケードの照明灯は定常の位置に戻っている。いつのまに?

○還幸祭
Cimh7430b_tna  この週末は還幸祭。四条御旅所に滞在中の神様ご一家が再びお神輿に乗って八坂神社にお戻りになる。行きの神幸祭の時は寺町通界隈に寄り道しただけだったけど、帰りの還幸祭は烏丸高辻付近の大政所御旅所から高辻大宮、四条大宮を通って三条大宮付近の三条御旅所まで行ってから八坂神社に戻る。途中、狭い道を通るので御触書も出回っている。お神輿自体は小さいけれど、神輿を担ぐ輿丁が大勢押し寄せるので道は人で溢れんばかりになる。山鉾が静の祇園祭ならお神輿は動(騒?)の祇園祭。それぞれ由来が別なんだな。

2010年7月19日 (月)

新町通袋小路西入

Cimh7011b_tna  南観音山近くの小路。

きょうの祇園祭(きょうじゃないけど)

 山鉾も消えて、夏の陽射しにじりじり焼かれるきょうの街。心なしか落ち着きを取り戻したようで、夢の後の虚脱感が漂う。...っていうか、暑くてけだるいだけかも。
 宵山期間中に見かけたもの。

○山伏山の茅輪くぐり
Cimh6911b_tna Cimh6914c_tna  素戔嗚尊が蘇民将来に「茅輪を腰に付けておくといい事があるよ」と言ったのが粽(厄除け粽)の起こりだとか。丸い輪っかが三角形の粽になった経緯はなんだろう? その点で茅輪くぐりの方が由緒に近そう。それでも、腰に付ける輪っかが人がくぐれるくらいにまで巨大化した経緯が謎だ。
 ともかく山伏山の町会所でくぐれるというのでくぐらせて頂きました。授与して頂いた茅の輪ストラップも腰に下げた時計に取り付けております。以来おかげで、俄雨に降られずに過ごしております。

○蟷螂山のからくりおみくじ
Cimh6962b_tna  蟷螂山名物カマキリのからくりおみくじは今年も健在。
 手元のハンドルを回す力が動力源。勢いよくまわさないとせっかく引いたおみくじをカマキリ君が取り落としてしまうので要注意。鉾の上のからくりカマキリ君と並んで必見。おみくじ君はじっくり見られるけれど、鉾の上のカマキリ君は、戻り鉾の時にはあんまり動いてくれないのが残念。

Cimh7027c_tna ○八幡山の鳩土鈴
 八幡山は何故か石清水八幡宮を祀っている。同業他社? 八幡宮のシンボルのつがいの鳩が山に乗る。なので、鳩が鈴になっている。

○きょうのケバブ
Cimh7148c_tna  由緒とか伝統とかとは別にお祭りと言えば屋台。いろんな店が並ぶ。実際に買わなくても冷やかしているだけで楽しい。概ね毎年同じ店が同じ場所に開店するようで、お目当ての店というのも出来てくる。ケバブのお店もその一つ。毎年、と言うのとは別に年一軒ずつくらい増殖しているようなのは気のせい? 店の人は日本人もいれば外国(トルコ?)の人もいる。Cimh7058c_tna開店には鑑札がいるようで、店の中に貼ってある。
 このケバブ屋さんの氏名欄は...「外人」?!
 日本人が出している店の氏名欄が「日本人」だったかどうかは未確認。

粽ストラップ2010(浄妙山、菊水鉾)

Cimh7135c_tna Cimh7133b_tna  例年宵々々山の昼には売り切れるという噂の粽ストラップ。今年は、というと...。潤沢に用意されたようで、宵山の昼でも尚売られていました。希少性は薄れてきたのかも。

Cimh7143b_tna Cimh7144b_tna 浄妙山は宵々々山当日の14日11時から販売を開始。菊水鉾は鉾建て二日目の11日15時前から販売開始。画像は宵山の16日14時半頃の様子。まだまだ沢山ありました。

2010年7月18日 (日)

きょうの祇園祭(山鉾解体、神幸祭の後)

Cimh7371b_tna Cimh7402b_tna  梅雨明け三日、で朝はほぼ快晴。一時黒い雲に覆われたけど、降らず。蒸し暑い。春はセンバツから、夏は祇園祭から。
 四条麩屋町の斎竹はまだ建ったまま。いつ取り外すのかな? アーケードの信号は戻っているけれど、照明灯は90°曲げられたまま。いつ戻すのかな?

○山鉾解体
Cimh7345b_tna Cimh7319b_tna Cimh7318b_tna  小型の山が姿を消す中、岩戸山では朝から最後の解体作業。真松は毎年新鮮なものを調達するので、切って捨てる。真松を固定していた真松の芯を抜く為に一旦山を倒してまた戻す。ウインチとか使わず、シンプルに縄で引っ張る。
Cimh7413b_tnaCimh7368b_tna 再び起こした後は、縄がらみの縄をザクザク切り刻んで解体。切る順番や手順も決まっていて、無理なく安全にばらしてゆく。昼休みを挟んで夕方までには跡形もなくなる。懸装品や部材はトラックで運び去ってしまった。
Cimh7311b_tna Cimh7307b_tna  運び去る前に、懸装品は手入れをした上で箱に収めて整理整頓。真松は切り刻んで燃えるゴミ(かな?)。松葉のついた枝は御守りになるので持って帰って玄関に置いておくといいらしい。松ぼっくりがついているのがいいのだそうで。

○神幸祭の後
Cimh7391b_tna Cimh7386b_tna  山鉾巡行が終わった夜、八坂神社の神様は一家でお神輿に乗って四条御旅所までお出ましになる。滞在は一週間のご予定。行きは最短コースを通らず、氏子町内を巡回する。主に寺町通界隈を行ったり来たり。普段はおみやげセンターになっている御旅所に、お神輿三基が並ぶ。
 無言詣りというのがあって、この一週間の間、誰とも口を利かず毎日御旅所にお詣りをすると願いが叶うとか。この付近で知り合いを見かけても不用意に声を掛けてはいけません。
Cimh7393b_tna 八坂神社の粽も御旅所で授与中。各山鉾の粽は宵山期間中しか手に入らないけれど、八坂神社の粽は7月いっぱいはok。御旅所だけでなく、神社でも授けてもらう事が出来る。もらい忘れた方は神社まで足を伸ばしましょう。

2010年7月17日 (土)

きょうの祇園祭(山鉾巡行というか戻り鉾)

Cimh7204b_tna Cimh7178b_tna  いよいよクライマックス山鉾巡行。気象庁も便乗して梅雨明け宣言している。雲はあるものの朝から晴れ。空の青さが濃い感じ。鉾を眺める頭に背中を陽射しがじりじり焼いてゆく。時折雲の陰に入って涼風が吹くのが救い。巡行を終えて、鉾の解体が進む頃に雨がぱらついただけで、夏祭りっ!って感じ。

Cimh7261b_tna Cimh7231b_tna  最近の慣例で戻り鉾を四条新町で待ち受ける。土曜日とあって人出が多い。いつもなら、最初はいっぱいいたギャラリーがどんどん減っていき、後半は人がまばらになるのに最後まで混んでいた。新町通は狭いので鉾に接近して眺められるのが魅力。住民は2階の窓から顔を出して知り合いの囃子方に声援を送ったりしている。いいなぁ。

Cimh7206b_tna Cimh7205b_tna  巡行の見所の一つ、辻まわしも目の前で見られる。横車を押して無理矢理ビルほどの鉾を方向転換するのは何度見ても見応えがある。函谷鉾はまわす時の掛け声が「よろしくねっ!」って。いつから?(^_^;)
Cimh7268b_tna Cimh7214b_tna 新町通を下がってきた山鉾が右に左に直進とそれぞれの町に帰ってゆく。その合間を縫って四条通を東から西へ新町の交差点を渡る山もある。舁山ばかりなので軽快に横切っていく。この錯綜感も四条新町の魅力の一つだ。

Cimh7198b_tna Cimh7197b_tna  鉾と曳き山の屋根には人が乗っている。屋根方。ゆらゆらガタガタ揺れる屋根は見ているだけで怖そう。概ね出番はないのだが、新町通では大活躍。通りの両脇の建物や電柱に真木や屋根がぶつからないよう調整する。今年は無事だったけど、Cimh7199b_tna 去年は真木の先の鉾頭がビルの壁面に当たってガチガチ音を立てていたっけ。
 函谷鉾の屋根方もビルに当たらないよう手をついて調整している。信号柱に手をついた屋根方はバランスを崩して危機一髪。

Cimh7281b_tna Cimh7279b_tna  もう一組、忘れてはならないのが信号マン。四条通の烏丸通以西はアーケードがないのでクレーン車のバスケットに乗って信号を操る。
 山鉾が全部通り終わると彼らの出番。信号機を元に戻して点灯させたらホコテンが終了する。

Cimh7289b_tnaCimh7305b_tna 山鉾町に戻った山鉾はすぐに解体される。特に懸装品は汚れないよう大急ぎで取り外して仕舞ってしまう。小型の山は夕方までに跡形もなくなる。ないものは撮影のしようもありまへん。大型の山鉾はスケルトン状態にされたあと、Cimh7301b_tna一晩置いて明日の朝に真木・真松を抜いて解体される。あっけなし。

 諸行無常。

2010年7月16日 (金)

きょうの祇園祭(日和神楽)

 岩戸山の日和神楽、いつもは22時前に通っていくのだが、今年は通らず。お囃子が近づいてくるように聞こえてきたと思ったらそのまま消えてしまった。今年から経路変更したようで、残念。

Cimh71582_tna Cimh71581_tna ...と思っていたら、1時間半ほど遅れていつもと反対側からやって来た。行きしではなく、御旅所からの帰りに通るようになったらしい。よかた。

きょうの祇園祭(宵山というか鉾の上)

 朝から晴れたり曇ったりで陽射しがある。こんなの久しぶりなような。そのせいで蒸し暑い。雨がちながら涼しかった昨日までとは違うのがはっきり分かる。夕方の通り雨も夕立っぽいし。そろそろ梅雨明けたんじゃないの?

Cimh7126b_tna  屋台が出るにぎわいも今日まで。夜半には、明日の巡行で山鉾が動くのを妨げないように屋台は跡形もなく姿を消す、筈。その退け際はいつみてもお見事。夜景は昨日堪能したので、今日は昼間にぶらぶら。最近は鉾に上がってないなと、放下鉾。ここは他の山鉾と違って無条件で鉾に上がらせてもらえる。粽を買えとか、拝観券を購入しろとか言われない。一応志納箱があるのでお気持ちで。とってもおおらか。

Cimh7078b_tna 町会所は一般的な町家と同じ構造。母屋が一部2階建てで、奥に坪庭(中庭みたいなの)があって、一番奥に蔵がある。母屋の二階に上がると、鉾の懸装品やご神体が飾られている。通りに面した側の窓からはブリッジが鉾の二階に向かって伸びている。 奥の坪庭に面した縁側からは、鉾の部材や懸装品を納めた蔵が見える。と、蔵に向かってブリッジが架かっているではないか。Cimh7076b_tnaこれは普通の町家にはないぞ。聞いてみると、鉾の部材は蔵の1階に、懸装品は2階に納めてあるので、蔵の2階から母屋の2階へそして、鉾の上へと直接運び込めるようにしているらしい。合理的だ。この蔵へのブリッジが常設なのか鉾建ての間だけ組み立てるのか聞き忘れた。蔵へのブリッジは他の鉾ではやっていないと思われ。

Cimh7084b_tna Cimh7125b_tna 放下鉾は女人禁制なので鉾へのブリッジは普段ロープで封鎖されていて警備員が常駐している。男性が登りたいと言えばさっとロープを外して通してくれる。ブリッジの先端半分は階段。結構急だ。階段の部分は鉾がブリッジを離れる時には跳ね上げて収納できる、筈。このタイプのブリッジは船鉾でも見られる。菊水鉾や長刀鉾、月鉾は水平なブリッジで、先端部を水平にスライドさせて収納できるようになっている。ブリッジ一つとっても鉾ごとに違う。

Cimh7090b_tna Cimh7085_stitch2b_tna  鉾の上は三畳か四畳半くらいの広さだろうか。板張り。全ての部材にどこに収まるものなのか彫ってある。長椅子のようなものが置いてあったが、囃子方の一部は鉾の縁に直接腰掛けている。結構怖いだろうな。曳かれている間は結構揺れるし、発進・停止や方向の微調整の時にはがっくんと鉾全体が身震いしているし。Cimh7101_stitchb_tna 床板は節穴があったり隙間があったり飾り気がないが、天井は下から見えるせいか、綺麗に飾ってある。2πsr興味津々なのでカメラをどこに向ければ良いのか困ってしまった。パノラマにしてみたけれど、収まりが悪い。
Cimh7115b_tna Cimh7098b_tna  鉾の上は3階に近いくらいの高さ。見下ろすと気持ちよい。通りを行き交う人や隣の鉾がよく見える。けど、鉾の端に座って反対側を見通すと案外視野が限られる。普通に立てるくらいの高さはあるんだけど、懸装品が上下にあるから窓(?)は狭いんだな。

Cimh7116b_tna  床板にあいていた節穴がちょうどカメラのレンズの大きさだったので突っ込んで撮影してみた。縄だらけ。鉾のはらわた。気分は内視鏡?

2010年7月15日 (木)

きょうの祇園祭(宵々山、屏風祭、斎竹建て)

Cimh6916b_tna  朝に上がった雨は、時折さーっと降るもののまとまった雨にはならず夕方まで保った。と思ったら突然の雷雨。かなり近くに何発か落ちたような。雷雲一過の空は奇妙な夕焼け。黄土色から橙色、そしてくすんだすみれ色に変化していく。きれいと言うよりやや不気味。その後は一寸ぱらついた程度で概ね涼しくお祭り日和。 

○宵々山
Cimh7045b_tnaCimh7003b_tnaCimh6987b_tna 雷雨が上がってからお出かけ。駒形提灯に明かりが灯り、とっぷり暮れた闇に浮かぶ。鉾の上では囃子方が祇園囃子を演奏する。これぞ宵山という感じ。例年よりやや人出が少ない気がするが、雨のせい?気のせい? 

○屏風祭
Cimh6959b_tnaCimh6942b_tnaCimh6944b_tna 宵山と並んで、旧家が所蔵の美術品を通りに面した部屋に並べて通行人に見せてくれる。屏風だけでなく、鉾の模型や鎧兜なんてのも。通行人は家の窓から覗き込む。一寸猥雑な感じ。美術品より、中庭があって広々した町家の風情にため息が出たりする。 

○斎竹建て
Cimh6929c_tnaCimh6932b_tnaCimh6921b_tna 山鉾巡行では先頭を行く長刀鉾の稚児が四条麩屋町の角に張られた注連縄を切る。巡行の見所の一つ。その注連縄を支える支柱が斎竹(いみたけ)。八坂神社の神域を仕切る結界の印。注連縄はまだ張られていないが、支柱だけ先に建てる。
 アーケードの屋根に取り付けるのかと思ったら、地面にちゃんと固定されている。予めそのための穴も地面にあけてある。山鉾町の路面にある提灯建ての穴や、山鉾の礎石、真木立ての支点用の穴、ウインチ固定用の穴と並んで、祇園祭が京都の町の一部として生活に組み込まれている証だろう。

2010年7月14日 (水)

きょうの祇園祭(宵々々山、曳き初め三日目、鉾建て五日目)

 午前中断続的に大雨。午後になって漸く降ったり止んだり。ここ連日のパターン。
 今日が宵々々山。今日、と言っても実質的に始まるのは夕方から。

○宵々々山
Cimh6846b_tna Cimh6847b_tnaCimh6880b_tna  午前中に出かけてみると宵々々山に向けて屋台を設営中。鉾建ても曳き初めも終わった山鉾はほぼ完成型になって一般搭乗もok。搭乗できる山鉾は町会所からボーディングブリッジが伸びている山鉾が大半。でも、岩戸山はハシゴのような階段を登る。菊水鉾も今は立派なブリッジがあるけど、ブリッジが出来たのは去年。それまでは階段だった。

Cimh6861b_tna ○鉾建て五日目
 小型の山はまだ建造中、というか漸く建て始め。主に舁山と呼ばれる車輪のない担ぐ山。担ぐと言っても、ちっこいキャスターのような車輪が付いていて普段は押す。方向転換などの要所だけ担ぐ。胴体部分だけなので比較的短時間で構築できる。
Cimh6855b_tna 山鉾の前後にある囲いを埒というらし。埒内には御神酒を積み上げたり、人が入って粽の授与所にしていたり。概ね白木でできているのだが、黒主山だけは黒塗り。黒いおたべや黒いあぶらとり紙など黒にこだわった授与品もある。
 辻辻には、山鉾の名を書いた提灯が建てられて存在を主張している。

○曳き初め三日目
 概ね曳き初めは昨日で終わったのだが、橋弁慶山では今日曳き初めをやる。橋弁慶山は舁山なので曳き初めではなく舁き初めだけど。11時からということだったが、11時過ぎに前を通った時にはまだだったっぽい。雨で作業が遅れたかな?

Cimh6877b_tna  雨の激しかった午前中に見て回ってびしょぬれになったので、午後からはお出かけする気力が失せてしまった。お祭り的にはこれからが本番なんだが。ここから先はよそから人が大勢押し掛けてきて通りは身動きが取れないほど混む事もある。街を乗っ取られる感じ。地元民としては今日の昼あたりまでがすいていて自分たちのお祭りって感じがする。地元民と言っても、最近越してきた外野席ですけどね。

 はて、今夜はどうするか。明日あたりは気を取り直して屋台を冷やかしてみるかなぁ。

粽ストラップ(浄妙山(変更無し))

 元祖粽ストラップの浄妙山。授与開始は10時ではなく11時だそうで。11時前に訪れたら、大雨の中、設営に右往左往されてました。お天気がねぇ。

Cimh6866b_tnaCimh6868c_tna  後発の菊水鉾の粽ストラップ(ちまきストラップ?)が去年今年で構造を変えたので、浄妙山は如何にと思っていたのだが設計変更は無かったっぽい。去年同様、粽本体をネジで留めているのですぽっと抜ける危険は変わってないようだ。

 先に授与されていた女性は「はい、去年の分。ケータイに付けていたから時が消えちゃったわよ。」と言いつつ返却していた。補強した様子もないようなので、ケータイを腰に帯びず鞄にでも入れておけばもげたりしないのだろうか? 粽の表面の樹脂コーティングしておけば塗装が剥げずに済そうではあるんだが。耐用年数を一年とすれば過剰品質になる? 価格がお手ごろなのも魅力だしね。サイズもコンパクトで気に入っております。

2010年7月13日 (火)

きょうの祇園祭(曳き初め二日目・鉾建て四日目)

Cimh6829c_tna  今日も朝から雨。未明には激しく降って雨音で目が覚めた。今日は曳き初めの二日目、主に新町通の山鉾が試運転する。小学生中学生が主な曳き手になるようで、PTA含めて狭い道に人がひしめき合う事になる。雨だとびしょぬれで可哀想。

○鉾建て四日目
Cimh6760b_tna Cimh6755b_tna Cimh6753b_tna  今日曳き初めを迎える岩戸山では朝から車輪を装着している。人の背丈ほどもある木製の巨大な車輪。文字通り大車輪?
 室町通の山伏山の縄絡みは縄ではなくロープ。今風ですな。

Cimh6817b_tna Cimh6778b_tna ○曳き初め二日目
 曳き初め初日は鉾の辻界隈の超大型鉾。二日目は新町通の大型山鉾。通りのブロックごとに山鉾があるのでタイミングを調整しながら往復する。
 子供達のはしゃぐ声にPTAの歓声が混じる。曳き初めが終わったら解散、かと思ったら小学生が整列して踊り始めた。祇園祭を題材にした創作ダンスらしい。こちらは新しいもので、伝統になるのはまだまだ先だ。
 NHKがローカルニュースで中継するそうで、アナウンサーが曳き初めに参加していた。吉田さんに千賀さん。かっこよろしいな。

Cimh6827b_tnaCimh6828b_tnaCimh6833b_tna○一般搭乗
 曳き初めが終わった山鉾は一般の人が上に登れるようになっている。有料だったり、粽を買ったおまけ(?)だったり。
 粽の授与も本格的に始まる。明日が宵々々山で屋台も出るはず。そうなると通りが狭くなって身動き取れない事も。その前夜の今晩はすいていて案外穴場(穴時?)だったりする。まだ作業中の山鉾もあるけどね。

○焼山(休山鉾)
Cimh6842c_tna Cimh6835b_tna  そういう名前の山鉾があるんじゃなくて、失われてしまった山鉾をそう呼ぶ。全部で三基ある。
 その一つが船鉾の北隣の大船鉾。「おおふなほこ」ではなく「おおふねほこ」。元治元年(一八六四)の「どんど焼け」で焼失したそうな。懸装品の一部が残っていて居祭をやっている。船鉾が出陣で大船鉾は凱旋だとか。復旧の話はあるけど、総額で数億かかるとかで前途多難らしい。駅前にヨドバシカメラが来たら、模型を展示すると言うから見てみたいもの。

○祇園囃子
 今日からは夕刻~夜の時間に岩戸山で祇園囃子の演奏をするらしい。岩戸山に限らず、人が乗る山鉾は概ね同じようだ。演奏する時間に搭乗すると、生の祇園囃子を至近で聞く事が出来る。大迫力、と言うより圧倒されるかも。
 我が家にもその音が伝わってくる。1ブロック挟む感じなので幽かだけど。除夜の鐘は聞こえないけど、祇園囃子は聞こえるんだな。

茅の輪ストラップ(山伏山)

Cimh6656b_tna Cimh6770b_tna  いろいろな授与品が毎年登場する中、山伏山からは茅輪のストラップが出た。ストラップだけじゃなく、小型の茅輪も。素戔嗚尊は茅輪を腰に付けて蘇民将来子孫也と言えば災厄を遠ざけてやると言ったそうなので、本来の御守りは粽ではなく、茅輪だったはず。夏越祓で茅輪をくぐるのも同じ理屈。
 なので、こちらの方が正しい姿なのかも。ストラップを付けたケータイは腰に付けましょう。

 茅輪くぐりも今日から。祇園祭でくぐる必要はなさそうだけど。といいつつ、曳き初めの帰りにくぐっておこうと思っていたのに、歩き疲れて忘れていた。明日にでも寄ってみようか。

2010年7月12日 (月)

きょうの祇園祭(曳き初め初日・鉾建て三日目)

Cimh6740b_tna  午前中土砂降りと本降りの間を行ったり来たりするようなお天気で一時はどうなる事かと思ったんだが、昼過ぎには雨も上がりどんよりした曇り空に。曳き初めの最中は時折雨がぱらついた程度で、びしょぬれになる事もなく、最後の長刀鉾が折り返す頃には陽も差してきた。暑すぎず、まずまずの曳き初め日和な感じ。

Cimh6647b_tnaCimh6651b_tnaCimh6639b_tna ○鉾建て三日目
 先に建て始めた超大型鉾は今日の曳き初め目指して最後の仕上げ。午前中の雨で作業が遅れているところもあるようで、昼過ぎギリギリまで作業が続いている。昨日始めた大型中型の山鉾も真松が建ちそれらしいスケルトン姿に。こちらの曳き初めは明日。

○曳き初め初日
Cimh6709b_tna Cimh6702b_tna Cimh6664b_tna  函谷鉾、鶏鉾、菊水鉾、月鉾、長刀鉾は今日が曳き初め。この順に概ね町内を往復するのだが、鶏鉾の準備が遅れて菊水鉾、月鉾に先を越された。鶏鉾は町内の女子大の女学生が浴衣姿で曳くので人気の鉾だ。「鉾の辻」とも呼ばれる四条室町交差点は、鉾がやってくるたびに交通規制を敷いて、警官もてんやわんや。

○信号マン
Cimh6734b_tna Cimh6730b_tna  長刀鉾の曳き初めで忘れてはならないのが信号マンの存在。四条通商店街のアーケードに取り付けられた信号機を、鉾の進行を妨げないようにくるりと曲げる。通り過ぎるとスパッと戻す。とっても大事な役割。動かすのは人手、ロープで引っ張って収納し、Cimh6729b_tna戻す時は手で押す。とってもハイタッチ。ローテクで信頼性は抜群。収納した後、信号機の反射板を裏返して電球を外して消灯するところなんぞは芸が細かいです。鉾の上の稚児舞以上に見物かも。

○駒形提灯
Cimh6743b_tna  曳き初めが終わった鉾は勝手に動き出さないように囲いをして、前後に駒形提灯を飾る。これで宵々々山から宵山までの準備が整う。明日からはちまきの授与を本格的に始めて一般搭乗も始まる。夜になると提灯の明かりが映える。んだが、晩ご飯の支度をするので早々に撤退。
 小型の山鉾はまだまだ建て始めてもいないんだけどね。

2010年7月11日 (日)

きょうの祇園祭(鉾建て二日目)

Cimh6532b_tna Cimh6534b_tna Cimh6528b_tna  今日からは岩戸山や船鉾などの大型中型の山鉾の建造も始まった。昨日から建て始めた超大型鉾は真木立ての大業に挑む。降ったり止んだり、時折激しく降る悪コンディションの中、作事方が懸命に作業を進めている。
 組み上がった月鉾は胴体部分の縄目が整然と美しい。懸装品を装着して飾り立てた姿も美しいが、この縄目を見せるスケルトンモデルがあっても良いんじゃないかと思うのは私だけ?

Cimh6616b_tna Cimh6619b_tna Cimh6579b_tna  昼過ぎには月鉾、函谷鉾、鶏鉾、長刀鉾の真木立てが終了している。最後に残った菊水鉾は雨で時々作業を中断されたせいで夕方にずれ込む。おかげでゆっくり真木立てを見学する事が出来た。真木立ては単に組み立てるだけではなく、真木に神様が乗るので一種の神事でもある。清め祓って神様に登って頂く。建てる途中、雨で濡れたせいか、途中で引っかかったり、「ズリッ」と音を立てて滑り、一同ひやっとさせられる事もあったけど、無事建立。ギャラリーから期せずして拍手がわき起こる。ぱちぱちぱち。

粽ストラップ(菊水鉾(改))

Cimh6561b_tna Cimh6569c_tna  今年も菊水鉾では粽の授与を始めている。手ぬぐいや扇子も授与中。粽ストラップも然り。せっかくなので粽ストラップを頂く。Webニュースでは色違いで3種類あるという事だったが、今日あるのは1種類のみ。
Cimh6631c_tna  去年と違って「蘇民将来子孫也」の部分が三連玉になっている。粽とのジョイントもネジではなく、粽に開けた穴に金具を通してつり下げている。去年のはネジの部分がすっぽり抜けてバラバラになってしまったので、改善したという事だろうか。
 もう一箇所去年と違って「菊水鉾」の銘がシールから印刷に変わっている。「蘇民将来子孫也」が無くなった代わりに(?)裏面が「商売繁盛」「不老長寿」になっている。由来的には「蘇民将来子孫也」がないと意味半減なんだが。

 ネジが無くなった分、空中分解しなくなったのだろうか? 元祖粽ストラップ浄妙山は今年はモデルチェンジするのかな?

<追記>
 12日も町会所の前のテントで授与されていました。Webニュースの記事では「13日から」となっていましたが、普通に11日夕刻から授与開始、という事のようです。

2010年7月10日 (土)

きょうの祇園祭(鉾建て初日)

Cimh6506c_tna  あれよあれよと言う間に鉾建て。なんだかんだ言っても、鉾が建ち始めるまではお祭りと言っても雰囲気でしかない。普段通っている道が遮断されて、家ほどもあるでっかい鉾が建ち始めると、祭りが始まったなと実感する。

Cimh6505b_tna Cimh6476b_tna  初日から建て始めるのは、月鉾、鶏鉾、菊水鉾、函谷鉾、長刀鉾。いずれも超大型の鉾。大型~中型は明日から、小型の山鉾はその後から。真木を立てるダイナミックなのも明日。
 月鉾は四条通の一車線を規制して建て始めている。一番人気なのは長刀鉾だが、アーケードがあるのでやや見にくい感じ。町会所の中は縄でいっぱい。菊水鉾はよそで組み立ててからトラックで運んでくる。一昨年は17時過ぎに到着していたのだが今年は遅くなるっぽい。

Cimh6509b_tna Cimh6510c_tna  大丸京都店の地下にはパンの長刀鉾が一足早く建立されている。毎年の恒例。以前よりちょっと小さくなったような気もするけど、細工が細かくて、やっぱでかい。毎年新しく造っている、んだよねぇ。一気にパン生地を形成するんだろうか? パーツに分けて組み上げる? こんなにでかいパン焼き釜があるのだろうか? 最後はどうするんだろう? はてながいっぱい。

2010年7月 7日 (水)

きょうの祇園祭(錦市場、寺町京極商店街、新京極商店街、三条商店街、寺町商店街)

Cimh6413b_tna  撮影したのはここ数日ですけど。アーケードはみんな提灯飾り。一応、お祭り仕様かと。それにしても、商店街ごとに違うのね。

 
 

Cimh6418b_tna Cimh6417b_tna Cimh6342c_tna Cimh6339b_tna  
 

2010年7月 5日 (月)

きょうの祇園祭(長刀鉾稚児舞披露)

 唯一生稚児が乗る長刀鉾。その稚児が鉾の上で舞う舞を町内に披露する。町内と言ってもオープンなので町外からも参観可能。で、おでかけ。

Cimh6389b_tna  長刀鉾の町会所は四条通の商店街のまっただ中。前の通りは四条通。バスやトラックが行き交う。喧噪。町会所の真下の歩道と通りを挟んだ反対側の歩道でギャラリーが待ち受ける。15時頃から町会所の2階で神棚に向かって(?)なにやら儀式を執り行っているようだが詳細は不明。

Cimh6377b_tna Cimh6376b_tna Cimh6375b_tna  15:20を過ぎた頃に、稚児と禿2名が登場。体制を整えて舞い始める。斜め前に乗り出して落っこちそうになったところで止める。ぐるっと回って背伸びをして胸の太鼓をトントン叩く。右に左に乗り出しては...。と繰り返す。「太平の舞い」だそうでCimh6401b_tna
 3回ほど舞ったところで終了。稚児がすーっと後ろに下がっていったのは何かに乗っているのかな? どうにも気になったのは、町会所の2階で扇いでいた団扇。人の上半身ほどの大きさもあるようで。あれで扇げば涼しかろう。

Cimh6410b_tna  去年は稚児が衣装のまま出てきてタクシーで帰っていったので、間近で見ようとギャラリー数名が披露終了後も待機する。が、「今年は着替えて帰ります」との事で、稚児と禿が窓際に並んでギャラリーにほほえみかける。特別サービス。カーテンコールか。(^_^;) やや緊張していて硬い感じなのだが、時折見せる笑顔が愛らしい。
 今回の舞は、12日の曳き初めと17日の巡行でも披露する筈。がんばってね。

2010年7月 3日 (土)

きょうの祇園祭(祇園囃子演奏会)

Cimh6334c_tna  いや、行ってません。すごい雨だったし。

 二階囃子とは別にあちこちで演奏会をやってたりする。ここのように会場を設けて演奏していたり、御旅所の前の路上で演奏していたり。山鉾ごと、シーンごとに曲が違うそうだが、未だに識別できず。

2010年7月 1日 (木)

きょうの祇園祭(吉符入というか二階囃子)

Cimh6305c_tna Cimh6303c_tna  いよいよ祇園祭開始。四条通のアーケード飾りも祭りモード。各山鉾町で吉符入して長刀鉾のお稚児さんが八坂神社にお千度と言うのが今日のメニュー。だけど、吉符入は非公開。お千度は午前中なのでパス。

Cimh6318b_tna Cimh6314b_tna Cimh6295b_tna  夕方に山鉾町を散歩してみると、いつもはひっそりしている町会所に動きが見える。人の出入りがあり、外回りが飾られて明かりが灯っている。晩には二階で祇園囃子の練習が始まるのだろう。
Cimh6309b_tna Cimh6298b_tna  二階囃子の一番乗りは函谷鉾のようで、コンコンチキチンピーヒャララとお囃子を奏でているのに聴き入ってしまった。

2010年6月30日 (水)

きょうの祇園祭(前夜)

Cimh6282b_tna Cimh6190b_tna Cimh6187b_tna  明日から祇園祭。昼から四条烏丸付近に鳥居(?)とぼんぼりが建ち始めた。函谷鉾と長刀鉾。夕方にはほぼ完成してあたりはお祭り気分が醸し出されてきたCimh6283b_tna

 月鉾も注連飾り(?)を取付中。巫女さんは全員決まったのだろうか?

2010年6月23日 (水)

きょうの祇園祭(巫女さん募集中@月鉾)

Cimh5967c_tna Cimh5968b_tna  目にはさやかに見えねども、密かに祭りの準備は進行中。月鉾では巫女さんを募集中。

2010年6月18日 (金)

きょうの祇園祭(フライング?)

Cimh5936b_tna Cimh5932b_tna  新京極商店街のショウウインドウもアーケード飾りも祇園祭仕様になっている。

 既に長刀鉾の稚児が決まり、久世駒形稚児が決まった。そろそろお囃子の稽古が始まり、月末には鉾町のあちこちにも祭り飾りが建つはず。着々と準備は進んでいるようで。

2009年7月31日 (金)

きょうの祇園祭(疫神社夏越祭)

Cimg8629b_tna Cimg8628b_tnaCimg8626b_tna 一ヶ月続いた祇園祭も今日で終わり。祭の無事を感謝して八坂神社の疫神社で夏越祭。

Cimg8667_stitchb_tna Cimg8633b_tna Cimg8631b_tna  関係者が参列して神事が行われた、ようだが昼前に行ってみると終わっている。雅楽の演奏とかもあったようだが。西楼門を入ってすぐの摂社、疫神社前には長蛇の列。関係者の参拝が終わって、一般参拝者が茅輪をくぐっている。というか、茅を抜いている。疫神社の周りでは抜いた茅を編んで輪にする人が大勢。毎年の風景。

Cimg8627b_tna Cimg8662b_tna Cimg8671b_tna  八坂神社の境内は禁煙らしい。そんな掲示は見かけた事なかったような。トイレの前で吸っている人が多いのだが、あそこは治外法権? 粽だけじゃなく、厄除けにはぜんざいもあります。こちらは通年販売らしい。還幸祭の給水所。こういう御神酒と関係あるのかな?

粽の買い方(宵山以外でも買えます)

Cimg8649b_tna  山鉾の粽は宵々々山~宵山の間に各町会所で授与して頂けます。原則としてこの期間以外は山鉾の粽を手に入れる事はできません。が、御本家、八坂神社では6/15~7/31まで授与しています。知ってました?

2009年7月29日 (水)

おこしやす祇園祭号

Cimg8622c_tna Cimg8619b_tna  ...のヘッドマーク。
 京都市営地下鉄の地下鉄車両(近鉄のじゃなくて)に掲げられている。地下鉄車両でも、掲げられていないものもあるんだが、その基準は不明。

2009年7月28日 (火)

火乃要慎

 宵々々山に霰天神山で授けて頂いた粽とお札。

Cimg8588c_tnaCimg7974b_tna 粽は普通だけど、お札はでかいです。うちの台所には、柱はないし、壁もそんなにあいてないので、冷蔵庫に貼り付いて頂きましたが、やっぱでかい。でかいとその分、霊験もあらたか、でしょうか。
 「用心」ではなく「要慎」なのは、火元は竈ではなく心にある、と?

2009年7月27日 (月)

錦天満宮

Cimg8572b_tna Cimg8575b_tna Cimg8567b_tna  錦市場の東のどん詰まり、新京極錦にあるお宮さん。鳥居が両脇のビルにめり込んでいる事でも(一部)有名。
Cimg8571c_tna Cimg8570b_tna  その鳥居に注連縄というのか御幣というのか、飾りが取り付けてある。普段からあったっけ? これも祇園祭の関連だろうか? 確かに、錦市場を中心とした輿丁(よちょう)が西御座を担いでいるんだが。

Cimg8573b_tna Cimg8569b_tna  境内には修徳公園に咲いていたのと同じような花が咲いている。こっちの色は淡く優しい。で、当然ながら牛もいる。撫牛。撫でられまくってぴっかぴか。

 そばの寺町京極のアーケードには駒形提灯を模した飾りが下がってる。

きょうの祇園祭(四条御旅所)

Cimg8565b_tna Cimg8563b_tna  祭、というか。その跡、ですな。
 還幸祭で神様がお神輿に乗って八坂神社へお帰りになった後は、いつも通り土産物屋が戻ってきています。タクシーの路駐客待ちもいつもの風景。商売繁盛。

2009年7月24日 (金)

きょうの祇園祭(還幸祭)

 山鉾巡行は元々17日と24日に別れていた。17日が「先祭」(さきのまつり)、24日が「後祭」(あとのまつり)。でも近年になって交通規制とか面倒なので(?)17日にまとめてしまった。24日に何もしないのは寂しいので、「花笠巡行」(はながさじゅんこう)をするようになった。らしい。
 先祭、後祭の各巡行とは別に、洛外の八坂神社から素戔嗚尊以下3体の神様が洛中の御旅所(四条御旅所)にお出ましになる。その期間は17日から24日。お出ましになる時に神様がお神輿に乗って御旅所まで行くのが「神幸祭」(しんこうさい)。お帰りになる時にお神輿に乗って八坂神社まで行くのが「還幸祭」(かんこうさい)。真っ直ぐ行ったり来たりせず、あちこち寄り道をする。
 山鉾巡行が疫神を山鉾に集めて町内から一掃する疫病退散の町衆の祭であるのに対して、神幸祭・還幸祭は神事。祇園祭の大元が、朝廷が平安遷都に絡む政争に敗れ怨霊となった人々を鎮める為の御霊会(ごりょうえ)(祇園御霊会)だったというから、こちらが元祖なのかも。

Cimg8525b_tnaCimg8524b_tna 昨年、一昨年と大政所御旅所で三基ともコンプリートしたので、今年は東御座をご近所で待ち受け。練り歩く要所要所には給水所(?)が設けられていて、交通規制の告示もされている。鉾建て~山鉾巡行と並んで山鉾町が祇園祭に占有されるひととき。

Cimg8536b_tna Cimg8534b_tna Cimg8531b_tna  四条御旅所から四条通を西進したあと烏丸通りを南下して大政所御旅所にお詣り(?)した東御座は高辻通に入ってすぐCimg8547c_tnaCimg8538b_tna西隣の室町通りを北上する。そのまま四条通に出ると、再び西進し、すぐ隣の新町通を南下する。ジグザグ行進。山鉾町を舐める感じ。神輿は常時担いでいるのではなく、車輪の付いた台に乗せて曳いている。給水所や御旅所では一休みし、Cimg8554b_tna神輿を担ぎ上げて上下に揺さぶる「差し上げ」を行う。「ホイットホイット」という掛け声と、御神輿に付けられた金属板や、担ぎ棒の先に付けた「鳴りカン」なる金具がたてる「しゃんしゃんしゃん」という音をでにぎやか。途中何カ所もある給水所(?)で一休みし、差し上げをやっているのでとっても時間がかかる。今日も「予定より30分遅れてるぞ~」とか。
 この後は再び高辻通りに出て西進し、三条御供社を経由して八坂神社に戻るらしい。

2009年7月21日 (火)

きょうの祇園祭(四条御旅所)

Cimg8469b_tna Cimg8462b_tna  四条通を歩いているとお囃子の音がする。アーケードでテープを流していたりするのだが、聞こえてくる音色はやけにリアル。

 還幸祭で御旅所にやって来ている神様、Cimg8465b_tnaCimg8467b_tnaというかお神輿でも撮ろうかと四条御旅所にやって来ると、人だかりがしている。近づいてみると、演奏会をやってる。本来は、神様に奉納しているという趣旨なのかも。

2009年7月19日 (日)

京都駅の祇園祭

 先日の京都駅。

Cimg8284b_tnaCimg8283b_tnaCimg8285c_tna 2階自由通路脇には祇園祭の予習コーナーが設けてありました。もう、山鉾は跡形もなくなってますけど、26日まで開催してる、そうでっせ。

2009年7月18日 (土)

きょうのきょう(山明常?)

Cimg7890b_tna  連日散々歩き回って疲れ果てたので、今日はお休み。山鉾の解体ショウをやっている筈、だけどね。

Cimg7886b_tnaCimg7887b_tna  画像は鉾建て中に見かけた風景。
 右書きなのは時代なんでしょうけど、「浄妙山」ではなく、「常明山」ってのは?
 曳き初めの時に人だかりができて出入りできなくなると困る、ってかな?

2009年7月17日 (金)

きょうの祇園祭(神幸祭)

 …いや、行ってません。巡行より遠いし、時間遅いし、雨だし。

Cimg8451b_tna Cimg8450b_tna  夕方、四条寺町付近に出かけてみると、何やら行列が四条通を行進している。巡行はとっくに終わったし、神幸祭の時間はもっと後なのに。どうやら、神幸祭で中御座を先導する「豊園御真榊(ほうえんおんまさかき)」というものらしい。京都新聞によると、『御真榊は神の依(よ)り代(しろ)とされ、かつては3基の神輿それぞれにお供したというが、現存するのは豊園御真榊だけ。豊園学区の住民でつくる豊園榊奉賛会が伝統を守り続けている。』だそうだ。

Cimg8456b_tna Cimg8455b_tna  そのお神輿が来る四条御旅所はいつもいる土産物屋が立ち退いてがらんどうになっている。準備播但線状態。交通規制の準備も進んで、行ったら帰れないっぽい。四条通の歩道では観光客や買い物客に混じって揃いの法被を着た担ぎ手たちが八坂神社に向かっておったぞ。

きょうの祇園祭(山鉾巡行)

Cimg8369b_tna  いよいよ山鉾巡行の日。朝方降っていた雨は巡行が始まる9時にはほぼ上がって曇り空。暑すぎずちょうど良い加減かも。巡行開始から見に行くと長くなるので、例年どおり戻り鉾を四条新町で待ち受け。 

 巡行経路の四条通、河原町通、御池通と違って新町通は1車線のみ一方通行の狭い道。家の合間からぬっと現れる巨大な山鉾は何度見てもでかい。Cimg8346c_tnaCimg8347b_tna今年からは北西角の駐車場がビルになったので尚更。鉾が揺れると真木も左右に大きく振れてビルの窓に当たって「ガチガチ」音を立てる。大丈夫か? 屋根がビルに当たらないよう屋根方がビルの壁面に手をつけて間隔を測っている。

Cimg8358b_tna Cimg8392b_tna  交差点に出てくると、辻回し。巡行経路では3回だけだが、鉾によっては鉾町から出て戻るまでに6回も辻回しが必要になる。そんな鉾にとって四条新町は5回目。下に敷く割竹がへたってくるのか、うまく回せない鉾も出現。失敗するとギャラリーから失笑が漏れるが、何度もチャレンジしてようやく成功すると拍手が起きる。

Cimg8410c_tna Cimg8364b_tna  戻り鉾のおもしろいのは、山鉾が行き交う所。大型の鉾が辻回しに時間をとられている間に、小回りの利く山は脇をすり抜けてとっとと帰路に就く。何故か室町通りの方から戻ってくる山とは行き違う。

Cimg8427b_tna Cimg8415b_tna  各山鉾は自分の山鉾町に戻ると早速解体が始まる。巡行で集めてきた疫神をさっさと封じ込めてしまう為だ。月鉾では鉾の上で懸装品の取り外しが進のと同時進行で車輪も外す。手際のいい事。

2009年7月16日 (木)

きょうの祇園祭(宵山・日和神楽)

 あっという間に宵山。

Cimg8322b_tna  四条通はたくさんの人出で平均自由行程がやたら短い。四条烏丸に近い所が人気スポットでめちゃ混みなのだが、四条油小路あたりから東を望むと四条通の左右に居並ぶ鉾が一望できて壮観。四条東洞院から西を見ても同様だけど、遠くに大きな鉾があるので、油小路の方が見栄えがする、筈。

Cimg8326b_tnaCimg8329b_tnaCimg8320b_tna 太子山では子供たちが「~常は出ません今晩限り~♪」と謡っている。蟷螂山では今年もカマキリ君がおみくじを運んでくれる。例年どおりのお祭り風景。年々歳々同じ事がやってくるのが一番の幸せかも。

Cimg8336c_tna Cimg8335b_tna Cimg8312b_tna  22時前になると新町通の方からお囃子が聞こえてくる。これまた例年どおりの日和神楽。和風ロックな祇園囃子とは違って、ややもの悲しいメロディ。明日の好天を祈って八坂神社まで行進。

2009年7月14日 (火)

粽ストラップ(浄妙山)

Cimg7961c_tna  元祖粽ストラップの浄妙山。菊水鉾では11日から授与していたが、こちらは14日の宵々々山から。朝、フライング気味に設営中のテントを訪ねると快く町会所(事務所?)まで案内してくださって授与して頂く。

Cimg7975b_tna  菊水鉾の粽ストラップと違って、きちんと隅々まで塗装してあって、丁寧な仕上がり。鉾名もちゃんと印刷でシールなんかではない。早速近くのスタバでケータイに装着。菊水鉾の方が「蘇民将来子孫也」と書いてあったり、鈴が付いていたりと豪華。浄妙山は至ってシンプル。500円と300円の差かな? 私的には浄妙山の粽ストラップの方が好きだな。

Cimg7965b_tna  引き続いて、昨年破損した原因の調査にかかる。
 粽部分をつまんで、紐との接合部分をいじると、ぽろっと金具が抜けてしまった。どうやらひねる力に弱いようだ。菊水鉾も浄妙山もねじくぎのような金具をプラスチックでできた粽にねじ込んでストラップ紐に取り付けてある。
 菊水鉾のはねじくぎが根元まで入っていなかったので、ねじ込んで補強した経緯がある。浄妙山のは同じ事をしようとするとプラスチックの粽がもろもろと割れてねじくぎごと抜けてしまう。どうやら、プラスチックの性質が異なるみたい。菊水鉾のは粘りがあるが、浄妙山のは堅めで脆いようだ。
 ストラップなので、ぶら下がっていて、常に自重分の荷重が接合部分にかかっている。腰に付けて歩いたりすると振動でそれ以上の荷重になる事もあるだろうし、服や荷物に挟まって大きな力やひねる力が加わる事もあるだろう。一年前のストラップも同様の経緯でズボッと抜けてしまったのだろう。

 浄妙山のは脆い、菊水鉾のは粘る。ということのようだが、菊水鉾のは同様の接合が3箇所もある。「蘇民将来子孫也」もプラスチックでできていて、その上下をねじくぎで留めてあるのだ。去年は1ヶ月半ほどで抜けてしまったのだが、今年はどの位持つのかな? 御守りは身代わりになって持ち主を守ってくれるというから、抜けたら抜けたでいいのかもしれない。一年で新しい御守りと交換するものだから、寿命は一年で十分ともいえるな。さて、この一年はどうなりますことやら?

<追記>
Cimg8511b_tna Cimg8512b_tna  もげてしまった粽部分をセメダインで補修。普通のボンドでは簡単に抜けてしまって×。強力型のセメダインだとだいぶましなようだが。実際に使用した場合の耐久性は不明。袋に戻すとほぼ新品ぽい。

2009年7月13日 (月)

月鉾のLED電球

 去年から白熱電球を止めて電球型蛍光灯に切り替えた山鉾の駒形提灯の光源。1年で月鉾はLED電球に切替。それはそれでもったいない気もするが、お払い箱になった電球型蛍光灯は有効利用するのだろう。

Cimg7880b_tna Cimg7876b_tna  昼頃にそばを通ると、駒形提灯を構築中。寄ってみると確かにブツブツしている。一灯で42粒くらい?  明るさは変わらない、らしいけど。どうでしょうね。この明かりで本を読むわけじゃないから、Cimg7939b_tna誤差範囲?

 夜になって、明かりが灯り、他の鉾と比べてみると...。見た目の明るさが全然違う。色の違いでそう感じるのかな? 右にあるのがLEDの月鉾、左奥が蛍光灯の函谷鉾。

2009年7月12日 (日)

きょうの祇園祭(曳き初め)

 五大鉾(仮称)は懸装品の装着も終わって曳き初め。

Cimg7820b_tna Cimg7817b_tna  函谷鉾は一番オープンでギャラリーの自由参加。鶏鉾は行きは近所の女子大生、帰りは幼稚園児がそれぞれ引っ張る。菊水鉾は幼稚園児、かと思ったらいつの間にかギャラリーが飛び入り参加している。Cimg7833b_tna Cimg7827b_tnaCimg7824b_tna菊水鉾は五大鉾の中で唯一一車線しかない狭い道路に建っているので、ビルの谷間というより隙間からヌッと出てくる様は圧巻。大きさでは他の鉾とCimg7846b_tnaCimg7842b_tna変わらないのにやたらとでかく感じる瞬間。月鉾は一番西で行ったり来たり。
 長刀鉾にはお稚児さんが乗って本番さながらに舞を披露。笑顔で舞っているようで、余裕かな。

Cimg7825b_tna Cimg7822b_tna  巡行の時と違って、鉾が通る四条通や室町通は遮断されない。長刀鉾は例によって街路灯と信号機を曲げ、鉾の動きに合わせて動的に交通規制を変化させながら鉾を通す。鉾の動きも見物だが、警官の交通整理っぷりもお見事。Cimg7823b_tna 鶏鉾は室町通の2車線部分を曳くので、横をバスが走り抜ける。ギャラリーと曳き子がバスにニアミス。車線規制される四条通ではバスがつっかえて4両編成になってる。今年は日曜と重なって人ではいつも以上っぽい。これで事故が起こらないんだから、すごいね。

Cimg7865b_tna  曳き初めが終わった鉾は懸装品の養生をして、駒形提灯を建ててスタンバイ。去年から駒形提灯の光源が白熱電球から電球型蛍光灯に切り替わった、と思ったら月鉾では今年はLED電球に変えるって。夕方まで粘ってみたけれど、作業が捗らないようでタイムアウト。どんな明るさなのか興味津々なんだけどなぁ。

2009年7月11日 (土)

きょうの祇園祭(真木建て)

Cimg7751b_tna  鉾建ては続く。今日は5大鉾(仮称)が相次いで真木建て。新町通の山鉾も建て始め。

 鉾建ての中でも真木建てが一番のハイライトかも。昼に四条室町付近に行ってみると、函谷鉾は既に真木が建っている。Cimg7760b_tnaCimg7755b_tna ここはクレーンで一気に済ませるらしい。あとは月鉾、長刀鉾、鶏鉾、菊水鉾。あっちこっち見ている間にどんどん作業が進んでいく。晩までの間に、各鉾真木が建ち、菊水鉾は車輪も装着完了。明日は朝から懸装品を取り付けて午後は曳き初め。
Cimg7763b_tna 新町通の山鉾も明日には真木や真松が建てられる。そのほかの山鉾も建て始め、いよいよにぎやかになりそう。今年は土日と重なっているせいかギャラリーも多めかも。

船鉾デジタルアーカイブプロジェクト

 ...というものがあるらしい。立教大学が主催しているっぽい。

Cimg7806b_tna Cimg7802b_tna 船鉾の鉾立を見に行くと、周りの道路に測量器が何台も置いてある。そして、鉾の前にちょっと大きめの装置が三脚に乗っている。真ん中でドラムのようなものが縦に回転し、赤い光がちらちらしている。じっと見ていると装置全体が左から右へゆっくり回転している。要はレーザー光でスキャンしているらしい。
Cimg7803b_tna  関係者と思しき方に話を聞いてみると...。「1回のスキャンは6分ほどで、何千万点だかの測距データが得られる。」「得られるのは距離データで、PCで処理して3Dの位置情報に変換する。」「不透明な物体の背後は測定できない(可視光だからね)。」「何カ所かで測定し、データを合成する事で全体の物体の情報が得られる。」「合成するのに必要な、測定器の位置は周りの建てものなどの不動体の像から逆算できる。」(説明してくださった方、どうもありがとうございました。)
Cimg7805b_tna  というわけで、船鉾の部材の位置関係を記録に残すという研究が進んでいるらしい。完成型だけではなく、鉾建て中の状態も記録する事で組み立て方もある程度記録できる。超音波CTとかではないので、内部の構造は分からないのだろうし、部材の組み立て方や縄絡みの手順は静的な断片しか記録できないようだが。
 何億画素というようなスキャナで襖絵を記録して複製するというプロジェクトはニュースでよく見かけるが、それの3D版かな。

粽ストラップ(菊水鉾)

Cimg7790c_tna Cimg7786b_tna  機嫌良く鉾建てを見ていると、子供たちが「蟷螂山の粽要りませんかぁ~」と行商(?)している。蟷螂山はまだ山建てすら始まってはいないのだが。町会所を覗いてみると粽一式の授与を開始している。Cimg7799c_tnaはやっ。と思ったら、菊水鉾も鉾建てをやっている脇にテントを張って授与開始。鉾の辻には呼び込みまで居る。
 呼び込みに誘われて菊水鉾に立ち寄ってみると、「粽ストラップ」も販売、いや授与中。一昨年、昨年と浄妙山の専売特許だったのに。好評だったのを見て、真似たか? よ~く見ると、粽部分の鉾名がシールになっている。他の鉾でも同様のストラップが登場しそうな予感。他の鉾で粽の授与が本格的に始まるのは明日以降かな。

 よく見ると、去年の浄妙山の粽ストラップより造りが雑な感じ。そういう事は言いっこなし?

<追記>
 13日の昼には売り切れてました。

<追記2>
Cimg0153b_tna Cimg0152b_tna  10/7になって、ストラップの頭部だけもげてしまった。道を歩いていていきなり抜け落ち。抜け落ちたネジはバカになっていたのですぽっと抜けた感じ。抜けたネジにはプラスチック屑が付いていなかった。浄妙山の粽ストラップと似ているようないないような。
 浄妙山のと同様に強力型のセメダインでネジを突っ込んで固定して再装着。今度はいつまで持つかな? 菊水鉾のは「蘇民将来子孫也」がある分浄妙山のよりネジが多く、金具も多いのででんじゃらす。

<追記3>
Cimh0294b_tna  10/18になって、今度はストラップの根元から脱落。落とした時に気付かなかったので回収できず。さようなら~。(T_T)
 菊水鉾は「祖民将来子孫也」がある分、より粽らしいのだが、3箇所もネジ止めがあるので壊れる危険も3倍だった。予めネジを全部外してセメダインで補強しておくべきだったか。

2009年7月10日 (金)

きょうの祇園祭(鉾建て)

Cimg7698b_tna Cimg7701b_tna  今日から鉾建て。鉾の辻、四条室町周りの菊水、鶏、月、函谷の4鉾と長刀鉾が今日から鉾建て。いずれも重量級の鉾で組立に時間がかかるから先行着手、ということなのだろうか。夕方に付近を歩いてみると、Cimg7709b_tnaCimg7702b_tna各鉾順調に建築中な中で、菊水だけはまだ。ここは本体をよそで組み上げてトラックで運んでくるんだった。

 朝方雨で、一時激しく降っていたのでどうなる事かとおもったけれど、昼からはどんより曇りで作業日和。
Cimg7718c_tna Cimg7724b_tna Cimg7717b_tna  木材を組み合わせてできた構体を固定するのは藁縄。縄絡みなる手法で硬く締め上げていく。縛ると言っても単純にぐるぐる巻きにするのではなく、巨大な縫い針のような金具を使って縄を編む感じ。編んだ縄は木槌で叩いて硬く締める。巨大な針が藁縄の間を行き来する様は畳職人の仕事を見ているようでもある。まるででっかいプラモデル、何度見ても見飽きる事がない。

Cimg7723b_tna Cimg7721b_tna  報道各社の取材は朝のうちに終わったようででかいVTRを持った人は見かけなかったけれど、でっかい一眼やら写メを構えた部隊が取り囲む。一番人気は長刀鉾。横を通るバスも信号待ちの合間に運転士も乗客も興味津々で眺めている。

2009年7月 9日 (木)

きょうの祇園祭(麺麭鉾)

Cimg7654b_tna Cimg7655_stitchc_tna 明日の鉾立を前に、大丸京都店には麺麭鉾が登場。毎年恒例、のような気もするが...。
 遠目にはでっかいパン、なんだが近づいてよーく見ると、細かい所まで作り込んである。表面がテカテカしているのは何か塗ってあるのだろう。人の造りもそうだが、御幣や鉾の前懸けの織物感まで良く出ている。
 パンでここまで細かい表現ができるのか感心する。Cimg7653c_tnaというか、全部成型してから焼くのか、パーツに分けて焼いてあとで組み合わせるのか。だとしたら、どこを分けるのだろうか。

 このパン屋、デパ地下に入っているのだが、以前は入り口に人の身の丈もあるようなパンのエッフェル塔が聳えていたんだな。今日見てみたら、撤去されていた。何年も飾ってあったからさすがに老朽化したか。

駒形提灯の故郷

Cimg7649b_tna Cimg7651b_tna ...はここらしい。
 明日には鉾建てが始まるので、既に納入済なんでしょうけど。店先に下がっているのは、製品を乾燥させているのか、はたまた看板代わりか?

2009年7月 8日 (水)

きょうの祇園祭(二階囃子)

 玄関の窓からかすかに祇園囃子が聞こえる。玄関を出ると、もっとはっきりする。間にビルを挟んでいるので小さくなっているけれど、山鉾町は一応隣のブロックだ。

Cimg7635b_tna  ふらふら新町通を上がってみると、われらが岩戸山は件の駐車場で練習中。駐車場ビルの中でもちゃんと二階なのは律儀なのかたまたまか? 隣の船鉾は町家風の町会所。やはりこっちの方が絵になる。お囃子は何曲もあるとも、山鉾によって違うとも聞くが、どの鉾がどんな曲かまでは頭に入らないや。Cimg7640b_tna それぞれ違うってのは分かるんだが。
 鉾建てが終わり、鉾の上で演奏するようになってからが本番。なのだが、その頃には周りの喧噪も相当なもの。静かな街に流れる今のお囃子が案外聞き頃かもよ。

 岩戸山の二階囃子 (つつくと音が出ます)。船鉾の二階囃子 (つつくと音が出ます)。

2009年7月 5日 (日)

きょうの祇園祭(長刀鉾稚児舞披露)

 長刀鉾の吉符入りと稚児舞披露は今日の15時から。

Cimg7507b_tnaCimg7505b_tna 時間前に町会所の前に着くと、すでに人だかりができている。四条通に面した町会所はアーケードの一部を開いて準備播但線。10分弱前に、お稚児さんが歩道から登場。町会所に入って時間どおりに儀式を開始Cimg7510b_tna

 町会所の2階で時々フラッシュが焚かれ、中で人の動きがあるものの、外からでは何が行われているのか不明。辛うじて巨大団扇で何かを扇いでいるのが分かる程度。

Cimg7514b_tna 待つ事20分程で儀式は終わったらしく、窓縁に陣取ったカメラマンが立ち退き、お稚児さんが現れる。歩いて窓辺に寄ってくるというより、何かに乗ってすーっと近づいてくるみたい。下半身の動きが見えないせいだろうか?

Cimg7521b_tnaCimg7520b_tnaCimg7517b_tna 真ん中にお稚児さん、左右に補佐役の禿(かむろ)。禿は窓枠から垂らされた房に捕まり団扇を手にしている。お稚児さんが舞うのは「太平の舞」だそうで、Cimg7524c_tna巡行の日に鉾の上で舞うのとは違う舞らしい。上に伸びをして、落っこちそうなくらい前に乗りだし、ぐるんと体を回しながら起きあがり、胸元の鼓を叩く。と言う所作を繰り返す。
Cimg7527b_tna 遠目にも神妙な表情で緊張している感じが伝わってくる。ひとしきり舞うとちょっと休んで再び舞う。都合3回舞っただろうか。途中、歩道に陣取るギャラリーに手を振って笑顔を見せる。うまく舞えてほっとしたのだろうか。

Cimg7522b_tna 舞っている間にもギャラリーは殖えて車道にもはみだしている。交通規制など敷かれていないので車はクラクションで追い払いながら通りすぎる。その車も、運転手も同乗者も町会所の方を覗き込みながら脇見運転。よく事故が起こらないものだな。

Cimg7543c_tna Cimg7537b_tna  10分ほど舞を披露して、終了。再びすーっと窓から離れてお稚児さんは消える。しばらく眺めていると、来た時とは違って、タクシーを横付けして、親御さんに連れられてご帰還。厚化粧でのっぺり、と見えるお顔なのだが、時々見せる笑顔がかわいいお稚児さんでありました。

2009年7月 3日 (金)

きょうの祇園祭(神面改め)

Cimg7500b_tna Cimg7495b_tna  船鉾では巡行で使う神面の無事を確かめる神面改めを行った、らしい。朝だし、非公開なので未確認。夕方に船鉾の町会所の前を通ると、関係者以外立入禁止の貼り紙が(右画像)。昨日はそんなの貼ってなかったのに(左画像)。勝手に入って来ちゃう人とかいるのだろうかCimg7494b_tna

 我らが岩戸山は町会所とは別に駐車場ビルの一角で祇園囃子の練習をするせいかビルの外壁に提灯飾りが下げてある。やっぱ、町家じゃないと味気ないねぇ。

2009年7月 1日 (水)

きょうの祇園祭(始まり)

Cimg7487c_tna Cimg7482b_tna Cimg7486c_tna  一応、今日から祇園祭開始。各町会所では吉符入りの行事を行い、長刀鉾のお稚児さんが八坂神社に詣でた、ということだが、遭遇せず。でも、街を歩いていると町会所の窓が開き、明かりが灯っている。Cimg7475b_tna 商店街の飾り付けも祇園祭だし、駅ではそういうお菓子も売り出し中Cimg7488b_tna

 夕方、四条烏丸交差点を渡っていると祇園囃子が聞こえてくる。函谷鉾では練習中。やや音が揃わず気味なのはまだこれからなのかな?

2009年6月30日 (火)

祇園祭山鉾館

Cimg7465b_tna  祇園祭で使われる山鉾。ちょっとした家屋ほどの大きさがあるので普段は分解して倉庫に収まっている。町家に倉庫があってそこに仕舞い込む、のが常道。なのだが、そうもいかない山鉾の為に八坂神社の裏手、円山公園の一角に共同の倉庫が設けられている。それが祇園祭山鉾館
Cimg7458b_tna Cimg7461b_tna Cimg7464b_tna  長屋のようにずらっと扉が並び、山鉾の名前を刻んだ扁額が掛けられている。中では山鉾が鉾建てが始まる7/10頃には運び出されるのを待っている。

祇園祭準備中

Cimg7471b_tna Cimg7421b_tna  明日からは祇園祭。四条通では歩道に架ける鳥居を建設中。いよいよですな。

2009年6月26日 (金)

祇園祭 船鉾 お囃子

Cimg7403c_tna  近所の路地を歩いていると掲示板に貼り紙が。
 主に単語が並んでいるだけでなんなんだか正確には不明だが、お囃子のコンサートがある、と言う事だろうか? 「修徳せんだんホール」も「修徳ふれあい福祉会館」も正確な場所が不明なんだが、下京図書館のある建物かな? 押しピンが一個外れてぴらぴらしているのが気になる。

 詳細はともかく、もうそういう時期なのね。

2008年7月31日 (木)

疫神社夏越祭

Picv3509b_tna Picv3507b_tna  祇園祭の最後を締めくくる疫神社夏越祭。八坂神社の境内にある疫神社で行われます。朝10時から。先日来の梅雨明けマジかの豪雨以来やや弱まった暑さも午前中とあってかなり優しい。日差しも薄日で煎られるような居づらさはない。汗が噴き出てきても日陰に入れば吹く風が心地よい。Picv3516b_tnaPicv3511b_tna やっぱ秋来ぬと?来てないとは思いますけど。

 夏越祭では雅楽が演奏される中、祇園祭の関係者が祭が無事終了したことを感謝して疫神社に参拝した、らしいです。私が到着したのは開始から遅れること約1時間主なセレモニーは終わって一般の参拝客がお参り中。
Picv3522b_tna Picv3512b_tna  夏越祓と同様、茅輪をくぐります。夏越祓の時は左に右にと回ったのですが、夏越祭ではくぐってお参りして終わり。初めのうちはきっちり形のあった茅輪もお参りする人が次々に抜いて持ち帰っていくので哀れな姿に変わっていく。Picv3542b_tnaPicv3530b_tna お参りした後の抜け道の脇にお持ち帰り用の茅が用意されているのですが、それはすぐになくなってしまってホンモノ(?)が餌食に。去年は 「茅の輪のカヤは絶対に抜かないで下さい」と書かれた札がぶら下がっていたのに今年はなし。今年から解禁されたのか? お持ち帰り用の茅輪や、自作茅輪に付けるエンブレムも販売しています。
 別途祈祷をお願いすることもできます。

2008年7月29日 (火)

四条御旅所のいま

F1061589a_tna F1061590a_tna 還幸祭で神様がお帰りになった後は通常のおみやげ物センターに戻っています。両側にお社があるのが何とも。

2008年7月24日 (木)

還幸祭

Picv3429b_tna  またもや微熱状態最高気温37.3℃。猛暑日も6日連続らしい。
 今年も還幸祭は大政所御旅所で迎撃。お神輿がやって来始めた17時半頃でも35℃近くあった模様。見ている方も暑いけど、担ぎ手は強烈だろうなぁ。

 17時から順次四条御旅所を出発した一行は、17時半頃から第一陣、中御座、東御座、西御座の順にほぼ30分~1時間置きに4派に別れて大政所御旅所に到着。各派の詳細は去年の記事をご参照ください。(手抜き(^^ゞ)

Picv3431c_tnaPicv3420b_tnaPicv3421b_tna  お神輿到着前から大政所御旅所が面する烏丸通りは半分交通規制。御旅所がある南行側から車を締め出して、北行側の2車線を1車線ずつ対面通行。毎度の事ながらバスが数珠繋ぎ。

Picv3447b_tna Picv3439b_tna  お神輿3基の前に第一陣が到着し、宝物を掲げて雅楽を演奏しお稚児さんが御旅所にお参りする。お参りすると言っても馬上から一瞥するだけですけど。この第一陣の意味が不明。これに続くお神輿3基はそれぞれ素戔嗚尊系の神様が乗っておられる、と言うことなんですが...。

F1061568a_tna F1061566a_tna Picv3461b_tna  その後、お神輿が到着し、御旅所の前で一休み。その間、神輿を担ぐ各神輿会(しんよかい)の役員がお参りをする。神輿によってはお参りしている間担ぎ手も神妙に座って一緒に参拝する所も。

Picv3463_tna F1061571a_tna  到着時と出発時には「ほいっと~、ほいっと」の掛け声で神輿を大きく上下に揺らして気勢を上げる。端の方の担ぎ手は殆ど垂直飛び状態。かなりきそうです。
 山鉾巡行のややのんびりした雰囲気とは打って変わって如何にもお祭りっ!といった感じ。実際の運行の大変さはどっちもどっちなんでしょうけど。

Picv3485b_tna  この後、3基てんでに町内を練り歩き、三条大宮の三条御供社をまわって八坂神社に向かいます。この暑い中、重い神輿を担いで歩くのは大変だな~と思ったら、台車があるようで。文明の利器。

 還幸祭に先だって花傘巡行も行われていました。花傘は午前中で八坂神社付近で行われたのでパス。そもそもは山鉾巡行が前祭(17日)と後祭(24日)に行われていたものを前祭(17日)にまとめちゃったので、後祭の代わりに行うのが花傘巡行らしい。前祭で昼に山鉾が巡行し、晩に神幸祭で神様が御旅所にお出ましになる。後祭で昼間に山鉾が巡行し、晩に還幸祭で神様がお帰りになる。というのが完璧なストーリー。どちらかというと前祭より後祭が重視されていたと言うから、山鉾巡行より花傘巡行の方が重要な行事ということになる。山鉾巡行の原型を再現するという趣旨もあるんだそうな。でも、子供神輿とか言われちゃうと見る気失せるんだな。

2008年7月20日 (日)

見てみたいもの

 いろいろ見たけど、まだ見てみたいと思うアングル。

(1)鳥瞰
Picv3384b_tna Picv3385b_tna  TVや新聞で紹介される、ビルの上層階から見下ろした風景。鉾がずらっと並んで壮観っぽい。沿道のビルはの上層階ってオープンではないのでコネなしにほいほい上がっては行けなさげ。一つ一つの鉾を愛でるのは難しそうだけど、引いて全体を見るのもをかしそう。四条通のビルのベランダから見下ろしている人がいるんだな。職場の役得? 裏山。
 新町通とかだと、高いビルではなく2~3階建ての民家とか中層ビルが多い。その2~3階から見ると、囃子方と同じ高さになるらしい。知り合いに向かって手を振っている画像とかも紹介されてる。臨場感。

(2)戻り鉾の交通整理
Picv3388b_tna  御池通を巡行し終えて各町会所に戻る山鉾が戻り鉾。基本的には新町通を下がって戻ることになっているのだが、四条新町の交差点で見ていると、東から四条通を西進する山がある。鉾や曳き山は背が高いので空中架線を排除した通りでないと移動できないが、小振りな舁山はそういう制限がないのかも。どういう経路で戻ってくるのか未確認。
 新町通を下ル山鉾も、戻る順番には厳しい制限がある。狭い通りでは追い越しができないので、概ね南にある鉾から順に新町通を下がらないといけない。ところが、巡行の順序は一部を除き毎年くじで決めるからややランダム。毎年巡行順と鉾の戻り順を調整して新町御池付近で順番待ち&交通整理をしている筈なんだが。
 御池通は遠いので遠征したことはない。でも、来年は新町御池に足を伸ばしてみるか?

 画像は函谷鉾のそばの休止中の四条烏丸停留所と、臨時四条西洞院停留所。

2008年7月19日 (土)

祭が来れば思い出す

 連日炎天下を歩き回って疲れたので三連休は休養かな。今日も猛暑日、20時過ぎても30℃以上あるし。

Picv3140c_tna  祇園祭の山鉾巡行を初めて見たのは学生時代だった。サークルの京都出身の先輩に連れられてやって来たのは今から思うと四条通り沿いだった。行列を見送った後、地下鉄で移動して再び行列に追いついて再見したから、烏丸御池まで乗ったのかな。地下鉄は出来たばかりだったようだ。その時の記憶は「派手なでかいものが動いている」という程度しかない。帰りに寄った四条河原町の旭屋書店と、交差点の交通整理塔、それに鴨川東岸の地上を走る京阪電車の方が鮮明に目に焼き付いている。せっかく連れて行ってくれた先輩には不敬罪だと叱られそうだが。
 それから四半世紀近く経ってこんなに身近に見ることになろうとは想像もしなかった。京都に越してくる時も、不動産屋に北大路駅付近のマンションと今のマンションを紹介されて今のところに決めたのだが、お祭りのことなど考えもしなかった。鉾が建ち始めてびっくりしたっけ。ま、別の選択をしていたらまた別の世界が広がっていたのだろうけど。

 画像は祇園祭で見かけたpetボトル処理機、ペーポット。蟷螂山と菊水鉾の横にありました。中で粉砕するとかなんだろうか? 臨時のゴミ箱があちこち多数置いてあるのは以前から見かけていたのですが、このペーポットってのはいつから来るようになったのだろう?

2008年7月18日 (金)

山鉾解体

 巡行が終わると一休みする間もなく山鉾の解体が始まります。17日中に完全に解体して部材を倉庫にしまってしまう山鉾もあれば、懸装品の取り外しにとどめて構体の解体は翌日に回す山鉾もある。概ね小振りな舁山が前者で、鉾や曳山が後者のようです。

Picv3355b_tnaPicv3350b_tna 昼前にお買い物の道すがら見ていると岩戸山は真松の取り外しが終わって構体を分解中。真松は厄除けに持ち帰って良いらしい。近づいて「もらって帰って良いですか」と声をかけると、居合わせた人が「切ってあげましょう」と言ってくださる。手には花切り鋏が。町内の人みたい。目的は同じだったようで、「粽と一緒につるしておくのよ」とおっしゃっていた。十分乾燥させてからやってみるかな。去年は月鉾の榊を頂いたっけ。その月鉾もまだ真木は立ったままで、分解は午後からの模様。月鉾の分解の手順はこちら

Picv3378b_tnaPicv3377b_tnaPicv3374b_tna  夕方に再び通りかかると構体も完全に分解されて撤去済。交通規制も解除されて完全に普段の姿に戻っていました。四条新町以北もすっかりすっきり。京都独特のず~っと見通しの効く通りに戻っています。いつも思うのだけど、作業の後の綺麗なこと。鉾建て中も作業の要所要所で道路を箒ではいて藁縄屑やゴミを集めていたし、解体でも同様。もののできだけじゃなく、Picv3381b_tnaそのまわりも美しいのには何度見ても感心させられます。 
 長刀鉾まで足を伸ばしてみると、鉾はなくなり道路も普段通りでしたが、町会所前のアーケードと四条通北側の街路灯は巡行モードのまま。いつ戻すんでしょ?

Picv3367b_tna Picv3366b_tna Picv3359b_tna  更に四条御旅所まで行ってみると、ちゃんとお神輿が鎮座されてています。昨日の山鉾巡行の後、神幸祭で八坂神社から神様を乗せてこちらまでやってこられたもの。普段のおみやげ物センターがすっかり神懸かりな場所に変身してます。昨日は巡行見物で疲れて神幸祭は見物できませんでした。やや遠目だし。24日の還幸祭ではうちの近所まで来られるので、そこで迎撃しましょう。

2008年7月17日 (木)

山鉾巡行

 朝からぎらぎら夏の日差し、猛暑日再び。梅雨は昨日明けたのね。その割に昨日は過ごしやすかったのだが。

Picv3192b_tna  9時の巡行開始に遅れること約2時間。11時頃新町通を上がっていくと昨日までいた山鉾は既に出勤済。あたりまえか。船鉾のボーディングブリッジが寂しく主の帰りを待っている。みっしり並んでいた屋台も全部消え去って、交通規制された通りはがらんとしている。見物客は皆四条通に行ってしまったので通る人もまばら。
Picv3205b_tna Picv3197b_tna  四条通に出ると、まだ出発待ちをしている鉾がいる。殿を務める南観音山他2基。四条通は全車線交通規制しているんだけど、交差する烏丸通りは封鎖しているわけではないので、鉾が信号待ちしている。全山鉾が出発し終わるまでに2時間以上かかってるのね。

Picv3216b_tna  殿の出発を見送って、喫茶月鉾(仮称)で涼むこと小一時間。汗が引いたので、四条新町の交差点に出向くと戻り鉾一番の保昌山が現れる。出発に2時間。出発し終わってから戻ってくるまで1時間。行程の2/3を占める長~い行列になっていると言うことかな?

Picv3227b_tna Picv3225b_tna Picv3222b_tna  ここでは戻り鉾が自分の鉾町に帰る為に右に左に別れて散る。巡行名物の辻回しを見ることができます。巡行中の四条河原町や河原町御池でも見ることができますが、Picv3238b_tnaPicv3231b_tnaPicv3229b_tna 四条新町の方が規制が緩いのとギャラリーが少なく道幅も狭いので身近に見ることができます。時間的にも午後になるので朝寝坊しても大丈夫。巡行のフェーズにあわせてお囃子の曲をカエル鉾もあるようですが、Picv3247_tnaPicv3235_tnaPicv3239b_tna にぎにぎしい姿にこだわらなければ、戻り鉾の新町通は狙い目です。
 予め割竹を敷き詰めてその上に鉾を誘導する。引き綱を車輪に絡めてほぼ真横に回った曳き手が引く。音頭取りの掛け声も、囃子方のお囃子も辻回し用のものに変わる。一度では90°回しきらないので割竹を敷き直し、ちょっとバックさせて横から引く。少ない回数で回りきるのが腕の見せ所らしい。ステアリングのない山鉾、まさに横車を押して曲げるわけですな。

Picv3277_tna Picv3278b_tna  動く美術館と言われる山鉾。ぼ~っと眺めているだけで綺麗。なんだが詳しい由来は頭に入ってこない。そんな中で分かりやすいのが蟷螂山。屋根のカマキリ君が動きます。羽を広げたり閉じたり、頭とカマをもたげます。映像では羽根しか動かしてないですねぇ。おかしいなぁ。
Picv3305b_tna Picv3287b_tna Picv3286b_tna  巡行の時は皆同じ方向に動くのだけれど、戻り先にあわせて西へ東へてんでに動き回るのも戻り鉾のおもしろさ。山鉾が交差点で通過待ちしたり、対面通行で行き違ったり。四条室町交差点を「鉾の辻」と言うそうですが、四条新町もそれを上回る鉾だらけです。

Picv3338b_tnaPicv3331b_tnaPicv3331b_tna  我らが岩戸山は最後から二番目に帰投。戻り先が新町通にあるので、帰りの辻回しはなし。何故か、会所を通り過ぎて高辻通りまで行き、バックして帰着。
 真松の背後にはモクモク雲が。名実ともに京都に夏がやってきました。

2008年7月16日 (水)

日和神楽

Picv3186b_tna Picv3181b_tna Picv3009b_tna  一昨年謎だった日和神楽、尋ねてみた所、岩戸山の神楽でした。私の住んでいる町が岩戸山の寄り町になっていて、Mol215_tnaその縁で神楽が通るそうな。神楽の目的地、八坂神社まで行くには遠回りになるんだが、 挨拶もかねて通っていたのね。お囃子の音が聞こえ始めてから2~3分で通り過ぎる。フライバイする衛星みたい。22時出発といいつつ、22時前に我が家の前を通っていったのは新たな謎。

宵山

F1061529a_tna Picv3143b_tna  いよいよ前夜祭。お祭りの中の市民が参加できる部分としては今日が本番と言ってもよろしいかと。屋台の数も人出も最高潮。といっても、平日なのでまだマシっぽい。天気も曇り時々日差し、で風もあって暑いけどしのぎやすい、見物日和ではありました。

役行者山
 お祭りも祇園祭も4回目となると何となくマンネリ感。まだまだ見ていない部分は多いし、よく見ると山鉾ごとに個性があって味わい出せばキリがない。んだけど、根気が持たない。(^_^;) と思っていたら、役行者山には宵山に山伏がやってきて護摩焚きをやると言うので参上。役行者山は山鉾の中で最北端に位置する。我が家から二番目に遠い山。よりによって...。
Picv3053b_tnaPicv3050b_tna  早く着きすぎたので近所の鉾を見物していると、「ぶぉわ~、ぶぉわ~」と法螺貝の音と供に山伏の一団が現れる。六角堂に集合していくつかの山鉾を回ってから役行者山に向かうらしい。
 Picv3064b_tnaPicv3054b_tna役行者山の前には祭壇(?)と山伏席が設けられて準備播但。待つこと暫し、一団が現れ、一旦山の町家に入った後に山伏席に着く。最後に山伏の一人が別の山伏(役行者山の人?)と問答を始める。曰く、どこから来たか、何しに来たか、装束の由来や用途は何か。Picv3082b_tnaPicv3077b_tnaPicv3071b_tna要は本人確認というか、本当にホンモノの山伏か確認しているらしい。偽装には要注意。現代にも通じる大事な教えだ。
 次に現れるのが弓矢を持った山伏。破魔矢、と言うことらしい。東西南北各一本ずつと山(町家?)に一本、檜葉に一本の計六本を放つ。護摩に向けては水平発車。西側はすぐ家があるので地面に向けて放ったが、Picv3095b_tnaPicv3091b_tnaあとの四本は実際に空に向けて放つ。更に続けて、刀と斧。刀で檜葉に斬りつけたり斧を振り下ろしたり。清めているのだろうか? 正面と左右から攻め立てる。
   最後に現れたのが山伏の頭。Picv3112b_tnaPicv3111b_tnaPicv3104b_tna「願文」と書かれた文書を読み上げ祈祷をする。その後、檜葉に点火。点火した後、更に木の棒で懲らしめたあとで、護摩を火の中に放り込む。Picv3114b_tnaPicv3113b_tna...のだが、それまでにあたりはもうもうたる煙に包まれる。何も見えない。役行者山はもちろん、居並ぶ山伏もギャラリーも霞んでいる。点火前に消防署員がうろうろしていたのだが、さもありなん。
 檜葉に火が回ると煙も落ち着き、護摩も無事燃え尽きてお開き。ゲホゲホ。

○常は出ません今晩限り
Picv3148b_tna  油小路のお山は油天神山に太子山。ここは屋台もなく西洞院以東のにぎわいから取り残されたような風情です。道の真ん中に床几(床机?)が並べられていて無料休憩所になっています。歩き疲れた身にはこのうえないおもてなし。菊水鉾の横にも無料休憩所がありますが総じて休む所が少ない山鉾町。疲れたら油小路へどうぞ。
Picv3149b_tna  この界隈の山の粽販売の口上が特徴的。
太子山:『聖徳太子の智恵のお守りはこれより出ます。ご信心のおん方様は、受けてお帰りなさいましょう。常は出ません今晩限り。蝋燭一丁献じられましょう。』こんな節回し(音が出ます)。
木賊山:『木賊山の迷子のお守りはこれより出ます。Picv3160b_tnaご信心のおん方様は、受けてお帰りなさいましょう。蝋燭一丁献じられましょう。』
 いずれも子供たちが精一杯の声を出して独特の節回しで唱えています。木賊山はこの後に授与品を一つ一つ「粽どうです、××どうです」と続きます。油天神山は「粽どうです、××どうです」の部分だけだけど、同様の節回し。他の山鉾が「厄除け粽どうですか~」とだけ言っているのと比べて風情がある。発祥は霰天神山で、他の山鉾でも謡っている所はあるらしい。けど、今回は他では出会えませんでした。タイミングもあるのでしょうけど。

○一方通行
Picv3177b_tna Picv3145c_tna 四条以北の室町通りと新町通は北行きの一方通行。歩行者が、ですよ。混んでくるとにっちもさっちもいかなくなるのでそれは仕方ないのだが、隣り合う二本の道路が同じ向きに一方通行というのは如何なものか。北行きと南行きを一本置きに作るのが常道だと思うのだが。人の流れが主に四条からだから奪い合いになってるのかな?

宵山のTV

Picv3137b_tna Picv3130b_tna  今年も来ていました。去年と同じメンバーのようです。
 NHK京都も中継すると予告していたのですが、見あたらず。

2008年7月15日 (火)

宵々山

Picv2994b_tna Picv2997b_tna  連日の(と言っても二日間だけど)猛暑日が途切れて真夏日。暑いことには変わりない。船鉾の向こうに積乱雲、と眺めていたら昼前だというのに俄雨。お祭り見物も早々にスーパーでお買い物をして撤退。
 お祭りはおもしろいが、普段お買い物に行く生活道路が屋台と人混みで覆われてしまうのも厄介なものだな。

Picv2998c_tna Picv3000b_tna Picv3001b_tna  そのスーパーの横の蟷螂山では今年もカマキリ君がおみくじを運んでいました。山の屋根の上カマキリ君は雨除けシートの向こうにやや霞んでいる。夕立が多いからしかたないのか。

Picv2977c_tna  陽が落ちて涼しくなったらもう一回出かけようかと思っていたら、夕方から雷雨。警報まで発令される始末。ややくじけて夜の部はパス。大抵祇園祭の間に一度や二度は激しい雨に祟られるようで、鉾側も準備は万端。...なので、懸装品は霞んでるわけですけど。
 長刀鉾の近くの大丸にはパンで出来た長刀鉾が飾られています。一気に焼き上げたのか、いくつかのパーツに分けて焼いて後から組み立てたのか。

 明日は宵山。「常は出ません、今日を限り」ですな。日和神楽がうちの前を通るのも楽しみ。どの鉾の神楽なのか、どういう経路で八坂神社に向かうのか不明。山鉾の地図や巡行のマップはあるんだけど、日和神楽の鉾ごとの詳細経路図って公開されてないのねぇ。

2008年7月14日 (月)

宵々々山

 何度聞いてもホンマかいなと思う呼び方。前前前夜祭。
Picv2978b_tna 曳き初めを終えた山鉾は粽を買ったり搭乗券を買った人が山鉾に上ル一般搭乗を始めている。その合間には祇園囃子の演奏も。いよいよお祭り気分が盛り上がる。その一方で、ようやく建て始めた山や、いまだに構体だけの山もあちこちに。概ね鉾と曳き山は早々に建て終えて、一般搭乗と演奏会をやっている。舁山は上に登るとか祇園囃子を演奏するとかしないので、巡行直前まで飾り付けはしないみたい。雨とかあっても厄介だし、山の上に乗るお人形は神様だし。

 山鉾の粽販売所にスタンプが置いてあるのに気付いて、スタンプラリー。午前中はまだ設営が終わっていない所があって1.5周してコンプリート。無料で押させてくれる所が大半なんだけど、そばに賽銭箱や三方が置いてあったり、100円と明記してあったり、さまざま。セルフ押印のところもあれば、係りの人(?)が押してくださる所も。この辺の不統一もまた味わいかも。

Picv2987b_tna Picv2982b_tna  お祭りと言えば屋台。午前中からぽつりぽつりと出始め、夕方にはほぼ全開。といっても、烏丸通りの店はまだ来てないです。日が傾き、18時を過ぎると四条通と烏丸通りがホコテンになりいよいよお祭り開始といった感じ。山鉾の駒形提灯に明かりが灯り、祇園囃子もいっそう高らかに...。あちこちから人が集まって来て通りが人で溢れる。といっても、平日だし、初日だしまだ余裕。

Picv2973b_tna Picv2939b_tna  私は朝から浄妙山で粽ストラップをげっと!去年から新発売で、何故か前評判が高く去年は初日の午前中に完売したもの。今年はリベンジで昼前に行ったらまだありました。結構ちゃっちいけど、一応公式厄除け粽。良いことありますように、というより、悪いことが起こりませんように、かな。

Picv2965b_tna Picv2954b_tna  山鉾町の民家や会社が所蔵する屏風などの文化財を通りから見える部屋に並べて見せてくれる屏風祭も始まってます。窓越しに写真を撮ると屏風より通りがはっきり写るのが難点。(^_^;) 部屋の中まで入れてくださるおうちもあって、一見の価値はあります。Picv2952b_tna

 建てかけの山を見ていると、確かに駒形提灯はスパイラル型の電球型蛍光灯になってました。この提灯、装着方法が意外なの。提灯を掲げるというと、一つ一つの提灯の中に電球を入れてそれをどこかにつるすと思いがちなのだが...。Picv2951b_tnaPicv2943b_tnaこの提灯は一本の紐に予め等間隔に明かりを取り付けておいて、あとから重連になった提灯の外側をするすると通すの。提灯の間隔と明かりの間隔をきちんと調整しておけば全ての提灯の真ん中に明かりが灯ると言う仕掛け。

F1061519a_tna Picv2966b_tna 四条室町西入のホリーズカフェ、月鉾の斜め向かいにあって、窓際の席から鉾を眺めることが出来ます。山鉾探検に疲れた時に立ち寄るのがここ。結構お気に入りです。
 烏丸通りは18時以降高辻以北が車両通行止め。そのバリケードが例によって鉄で出来ているのだけれど、歩行者側は竹で覆ってある。けがしないように?見栄えの為?

2008年7月13日 (日)

きょうも山鉾曳き初め

Picv2904b_tna  昨日に引き続いて、新町通の山鉾が曳き初め。南から、岩戸山、船鉾、放下鉾、南観音山、北観音山。八幡山は舁山なので、曳き初めはなし。昨日の四条通の曳き初めとは違って、一方通行の狭い道路なので完全に交通を遮断して行います。

Picv2902b_tnaPicv2897b_tnaPicv2895b_tna  新町通を南から上がっていくと高辻通りの先に岩戸山が見える。高さ的には建物の3階に相当する高さに囃子方が登ります。町家からボーディングブリッジが出ている山鉾もあるけれど、岩戸山はそういう設備はなし。梯子を登って乗り込む。一般搭乗の時はもうちょっと登りやすい階段がかけられるんだけど、かなり急で怖いです。
Picv2909_tna  囃子方が揃い、曳き手も位置に着くと曳き初め開始、と行きたい所なんだが、5基が順次発進しないと前がつかえる。交通規制の警官ともタイミングを計って、音頭取りが「え~~んや~~ら~~やあ~」を掛け声をかけて発進。毎度ながらスムーズに動き出すのには感心させられます。スムーズと言っても、ギシギシ音を立てながら、時々コテを突っ込んで軌道修正する時はガッコンと大揺れ。Picv2921_tnaPicv2920b_tna構体の柔構造がわかるくらい全体が揺れて変形。真木がゆさゆさ。真木だけ見ていると気持ちよさそう。
 いつも思うのだが、鉾のへりに腰掛けている囃子方や、屋根の上にいる屋根方で転げ落ちた人はいないのだろうか?

 今年は日曜でいつもより人出が多いみたいだし、昨日の函谷鉾でくたびれたので早々に撤退。夜には新町通の山鉾も駒形提灯で飾られ、粽販売所もできあがっている、筈。明日はいよいよ宵々々山。昼には屋台の設営も始まります。

2008年7月12日 (土)

山鉾曳き初め

Picv2820b_tna  今日は曳き初め。函谷鉾、鶏鉾、月鉾、菊水鉾、長刀鉾の巡に試し曳き。時間がずれているので一斉に動き出すわけではないけれど、菊水鉾が室町通りを下がって四条通に出てくると四大鉾が見通しに並びます。
 今回も例によって函谷鉾の曳き初めに参加しておきました。

○函谷鉾
Picv2804b_tna Picv2803b_tna あれこれ団体さんが参加して飛び入りのギャラリーが割ってはいる余地の少ない鉾と違ってここは早い者勝ち。予定時刻よりちょっと早めに行って脇の歩道で待っていれば楽々参加できます。とは言っても、綱に掴まれる限界いっぱいまで人が集まってくるので踏ん張る余地もなく、やや力を出しきれない感が漂う。だからといって力が入らないわけではなく、力を込めて綱を引きながら小走りに約80m。結構来ます、足に。曳き終わった後は息が上がって足がくがく。情けない。Picv2805b_tna 前進80m、後退100m、前進20mで元の位置に戻る。んだけど、最初の前進だけでリタイア。力が入るだけじゃなく、そこそこスピードも出るのできつい。巡行の時引っ張る人はすごいかも。
 山鉾のある車線は元々規制されているのだけど、山鉾と曳き手が通りかかると交差する道路も通行止めになる。前進と後退の間は天下の四条烏丸交差点も麻痺状態。右折仕掛けのバスが足止め喰らってました。急ぐ人には大迷惑。だけど、格好の観覧席かも。

長刀鉾
Picv2837b_tna Picv2830b_tna Picv2823b_tna  生稚児が乗るので一番人気。ギャラリーもすごい。ここは2車線規制して曳き初め。距離も300m以上は走っている。曳き手は近所の幼稚園児~中学生っぽい。大人も混じっているのだが、Picv2846b_tnaPicv2841b_tnaPicv2840b_tna 保護者なのか一般ギャラリーなのか不明。稚児は往復の途中で何度か舞を披露する。そういう振り付けなのか、右に左に大きく倒れ込んで落ちそうになる。そのたびにギャラリーからは「あぁっ~」と声が上がる。
 ぎったらごったら都大路を走り抜ける山鉾。イマドキの乗り物の感覚で走るというには遅いけど、青空を切り裂く長刀が気持ち良さげに揺れてました。

○駒形提灯
Picv2894b_tna Picv2883b_tna Picv2878b_tna  曳き初めが終わると鉾のまわりに格子戸を立てて、パーキング。明日からの一般搭乗に備えます。前後に提灯を飾り、粽販売所を設営。その駒形提灯の光源が電球型蛍光灯になったというので注目していたのですが、遠目にはよくわかんない。月鉾のボーディングブリッジを飾る明かりは白熱電球のままでした。エヂソン万歳。

○そのまわり
Picv2798b_tna Picv2860_tna Picv2825b_tna  長刀鉾が四条通を進み出すと、それに併せて信号をアーケード上に収納する。街灯は鉾建て前から収納済なんだけど、さすがに信号はそうもいかなくて進行のタイミングを見計らって紐を引いて収納。去年謎だった復帰方法は、手で押す、と言うのがソリューション。ローテクにはローテクを。
 鶏鉾では曳き初めの前に車輪をカンナで削ってました。年季が入っていたようなので、新調した車輪の微調整ということでもなさそう。どんどん削るとそのうち無くなりそうなきもするが。

長刀鉾のはらわた

Picv2809b_tna Picv2808b_tna Picv2806b_tna  ...いや、大した話じゃありません。長刀鉾のそばを通りかかったら、みんな中を覗き込みながら見上げていたので私も撮ってみました。盗撮ではありませんよっ!

2008年7月11日 (金)

山鉾建て進行中

 新町通でも山鉾建て開始。6基ある山鉾のうち4基。

岩戸山
Picv2791b_tna Picv2790b_tna  一番南、我が家から一番近い岩戸山。木枠を組み合わせたら後はひたすら縄で縛る。1基の山鉾には数千メートルの藁縄が使われているとか。倉庫には藁縄が詰め込まれています。組み立てがだいぶ進んだ段階でこれだけの在庫。最初はどんだけあったんだろう?

○船鉾、放下鉾、八幡山
Picv2715b_tna Picv2710b_tna Picv2788b_tna 岩戸山の北隣が船鉾、その隣が休み鉾の大船鉾、四条通を挟んで南観音山、北観音山、八幡山。南北観音山は明日から。みんな似たような構体なんだけど、建て方がそれぞれ違います。それぞれの山鉾町で伝承されてきたのかな。

○月鉾、長刀鉾、函谷鉾
Picv2766b_tnaPicv2735b_tnaPicv2787b_tna  先行組の4基は今日真木を立てて車輪を装着し、構造部分が完成します。懸装品が無くてスケルトン状態。このままトランスペアレント鉾とかにしてもいいんじゃないのか、と思ったりもするんだけど。夕方前には撤退したので、画像はまだ本日の工程の途中です。Picv2731b_tnaPicv2733b_tna更に屋根をかけて車輪を装着します。車輪装着の様子は一昨年の記事をどうぞ。

 
 
 
 

鶏鉾
Picv2756b_tna Picv2752b_tna Picv2748b_tna  先行組のうち3基は昼過ぎまでに真木立てが終わっていたのだが、鶏鉾と菊水鉾はまだでした。函谷鉾はクレーンで立てるらしいが、Picv2757b_tnaPicv2746b_tna他は人手でウインチを操作して立ち上げます。一旦倒した鉾のあっちとこっちで引っ張る。真木をあっちから刺して、こっちで引っ張って立ち上げて、重心がこっち側に来たらあっちは急に立ち上がらないよう抑えにまわる。コンダクター役が両手に扇子を持って音頭を取る。作業服にヘルメットというのがやや無粋ですけど。無事立ち上がるとギャラリーからは拍手。

○菊水鉾
Picv2769b_tna Picv2771b_tna Picv2772b_tna  更に遅れて菊水鉾は真木の飾り付け中でした。概ね作事方が行うのですが、榊に付ける御幣はギャラリーにも付けさせてくれます。 何故か口に榊の葉を銜えた指揮官から御幣を受け取って、酒で清めた真木の榊に縛り付ける。神聖なものらしく、地面に落とすと慌てて拾い上げてました。
Picv2778b_tnaPicv2777b_tnaPicv2776b_tna 飾り付けが終わると真木の先に天王人形を取り付ける。取り付けるなんて畏れ多い、神様らしい。真木に縛り付ける間、布で覆われてギャラリーからは見えない。縛り付け終わると布の一端に紐を結びつけて紐の反対の端を人が持つ。 その間、柏手を打ち礼をし何か唱えてる。と、ウインチ係が真木に付けたロープを巻き取り、鉾を立て始める。自然な流れで布が取れて天王人形が顕わになる。なんだろう、一種の儀式なのか? Picv2782b_tnaPicv2780b_tna鶏鉾の天王人形はラップに覆われて外から丸見えでしたけど。
 あっちとこっちから引っ張られた鉾はギシギシ音を立てながら徐々に立ち上がる。途中、榊が電線に触れても気にしない。無事立ち上がるとギャラリーからは拍手あげいん。この後、車輪を装着して作業終了。車輪装着の様子は一昨年の記事をどうぞ。昨年の立てっ!の様子はこちら

○そのまわり
Picv2719b_tna Picv2694c_tna  山鉾町からやや離れた判子屋さんには山鉾のミニチュアが勢揃い。鉾建てが始まって通行止めになった道路が増えてきた。それはいいのだが、そのまわりの道路はびっしり渋滞。くれぐれも車で京都には来ないように。

2008年7月10日 (木)

山鉾建て開始

 四条室町上下東西の4基と四条烏丸東の1基が鉾建て開始。

○鶏鉾
Picv2600b_tna Picv2599b_tna  室町通四条下ルの鶏鉾、上ル側の車線を規制して建造中。ここでは構体のまわりに丸太で足場を組んで作業しています。すぐ隣の倉庫からは車輪が運び出されて装着を待っています。大学の倉庫、ではないのでしょうけど、敷地を借りて作業に使っているようです。曳き初めもこの大学の学生が動員されます。

○月鉾
Picv2656b_tna Picv2654b_tna Picv2651b_tna  四条通室町西入の西行車線の一部を規制して建造中。ここは作業が一番進んでいるようで、真木を立てる時に構体を寝かせて起こす為の梃子と支点の蝶番も初日に装着していました。組上がった縄がらみの縄目が綺麗です。

○函谷鉾
Picv2647b_tna Picv2644b_tna  四条通室町東入の東行車線の一部を規制して建造中。すぐそばにバス停があるので影響大かも。作事方の半被の色が特徴的。こちらは木の板を構体のまわりに巡らせて足場にしてます。

長刀鉾
Picv2636b_tna Picv2634b_tna  四条通烏丸東入の東行車線の一部を規制して建造中。ここは歩道にアーケードがあるので、町家の前だけスライドして開くようになってます。今日は当然オープン。明後日の曳き初めに備えてか街灯も収納されてPicv2664b_tna上空はクリアになってます。ここの足場は構体に組み込まれる形で設置されている。縄がらみの作業はまるで編み物のよう。きっちり編むだけじゃなく、緩み無く縛り付けないといけないので、足で押さえて引っ張ったり、繊細カツ大胆。町家の中では真木の飾り付け作業も並行して進行中。

○菊水鉾
Picv2673b_tna Picv2668b_tna Picv2666b_tna  四条界隈を行ったり来たりしながら、今日の鉾建てコンプリートしたかな~と思っていると、鉾を荷台に載せたトラックが東から走ってくる。Picv2680b_tnaPicv2677b_tnaPicv2674b_tna今年から動力化された鉾があるのか? と、思ったら菊水鉾でした。路上で組み上げず作事方の作業場で作ってきたらしい。Picv2687b_tnaPicv2686b_tnaPicv2683b_tna運ぶのは自動車でも、荷台から下ろすのは人手。片側を皆で担いで少しだけ持ち上げている間に足元に馬を噛まして荷台から浮かせる。 反対側も同様に馬で浮かせて車を抜く。その後、皆でヨイサッと持ち上げて馬を抜き、無事軟着陸。何故か更にその後、90°回転させてました。荷台のサイズの関係かなぁ。

○そのまわり
Picv2633b_tna  作業の都合で鉾を地面に固定する時、下がアスファルトで杭を打てない。そのために予め舗装に穴をあけてあります。そのままでは危ないので普段は金属の蓋をしてある。一年ぶりに蓋を開けると、雨水やら泥が溜まっているようで、鉾建ての傍らアナの掃除をする人がいます。Picv2639b_tna
 組み立てに釘を使わないと言っても、要所要所は金属の金具で補強されてます。完全に木と縄だけで出来ているわけではありません。いつ頃からこうした補強をするようになったのだろう?
 四条通は片側2車線ずつあるので規制をしても1車線は車が走ってます。Picv2691b_tnaPicv2640b_tnaバスも然り。至近距離を通過するバスは鉾見物の特等席。一瞬に近い短時間ですけど。乗客も興味津々で眺める人が多い。中にはカメラを向ける人もいてます。
 本日の作業は構体の構築。それが終わるとブルーシートを被せて解散。今日は天気良かったけど、まだ梅雨だもんね。

2008年7月 9日 (水)

山鉾建て前夜

F1061491a_tna F1061490a_tna  明日からは四条界隈の山鉾で鉾建てが始まります。我らが新町通は明後日から。

 四条通の歩道には数十メートルおきに鳥居が建てられ、夜には明かりが灯ります。山鉾の町家も飾り付けられて時々人が出入りする。中では祇園囃子の稽古や、鉾立の準備をしています(たぶん)。

F1061489a_tna F1061488a_tna  新町通は町家の飾り付けは進んでいるものの通りは普段と変わらない。だけど、電柱には電線やらソケットやらが取り付けられてます。宵々々山~宵山の屋台の電源だろうか? 今年から山鉾の飾り提灯の光源が白熱電球から電球型蛍光灯になるという話でした。屋台は変わらないのかな? 

F1061487a_tna F1061493a_tnaF1061492a_tna 油小路通界隈の鉾建てはもっと遅くて13日とか14日。こちらはもっと普段どおり。なんだが、神社の壁にくじ取