貴船神社
昨日行った貴船の川床の帰りに寄った神社。そもそも貴船が貴船神社の門前町ということなのだろう。貴船の街は貴船川に添って細長く伸びている。一番下流側に貴船神社本宮があって、上流に向かって結社、奥宮がある。...と言うことを知ったのは、結社のそばの案内を見て。以前にも来たことがあるのに知らなかった。
○結社(ゆいやしろ)
貴船の川床から上を見上げると土手の上に祠が見える。ひっきりなしに人が訪れている。気になって帰りに覗いてみると、「結社」だそうで。御祭神は磐長姫命(いわながひめのみこと)。由緒書きに曰く...
神武天皇(初代の天皇)の曽祖父にあたられる瓊々杵命(ににぎのみこと)が、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を娶らんとする時、父の大山衹命(おおやまつみのみこと)が姉の磐長姫命も共におすすめしたが、瓊々杵命は木花咲耶姫命だけを望まれたため、磐長姫命は大いに恥じ、「吾ここに留まりて人々に良縁を授けよう」といわれ、御鎮座したと伝えられています。
妹を嫁に出すのに姉も一緒に、というあたりは理解に苦しむところ。ま、お姉さんはオマケにならず、縁結びの神様になったようで。平安時代には和泉式部もお詣りしたそうで歌碑も建てられている。
社の奥には神木が何本か立っていて一番でかいのは桂の木。太い幹の周りに何本も枝というか細い幹が密生している。太い幹を守る防壁のようでもあり、近寄りがたい。すーっと伸びる杉の神木とは違った威圧感。上に向けて広がって龍のようで縁起がいいらしい。
○奥宮
結社の更に上流に奥宮があるらしい。丑の刻詣りは奥宮になる。元々は奥宮の場所にあった貴船神社だが、時代が下って本宮の位置に移ったらしい。案内板によると結社から道が延びているということなのだが見あたらず。一旦府道に出ないといけないのかもしれない。
○本宮
結社から貴船口に向かって下る途中に本宮がある。下ってくると裏口(?)に出るので、有名な赤い灯籠が建ち並ぶ階段とは逆になる。
水の神様を祀っていて、平安より以前に淀川、鴨川、賀茂川、貴船川を遡ってやって来て創建されたとか。
水の神様だけあって、雨乞いも晴乞い(?)も聞いてくださる。境内には御神水が湧いていて汲んで帰ることも出来る。水は無料(志)だけど、持ち帰り用の容器が300円で販売されていたのは親切、なのだろうか。
本宮にも桂の木。よほど桂がお気に入りなようだ。
○上賀茂神社
本殿の柱の裾や賽銭箱にはフタバアオイの紋が付けられている。どこかで見たぞ。と思い当たるのは上賀茂神社と下鴨神社。由緒書きを良く読むと、平安末期に上賀茂神社の摂社になったそうだ。明治になって独立したとも。神様の世界にも統廃合があるのだろうか。
○絵馬発祥の地
...でもあるらしい。3D絵馬ではないのだろうが、馬の像が。元々は絵ではない馬を納めるのが始まり。旱天(ひでり)には黒馬、霖雨(ながあめ)には白馬か赤馬、を献げて祈祷するのがならわしだったそうだ。それに因んだ二頭の馬の絵馬があるようだが、掛かっていたのは和泉式部(?)の絵馬だけ。



















































































































